ほんとうに久しぶりのダイブログ。
この間潜ってなかったわけじゃないけど、なんだかんだと心を奪われることあり、海のことは後まわしになってしまった。今日はマリーナ桟橋下でのんびり癒しのマイダイブをしたので、そこに住む小さな生物を少し紹介しよう。ここは潮が下がると日中は水温が30℃にもなるところ、白化してしまったスギノキミドリイシが目立ったが、まだまだ元気な奴も育っている。
死んでしまった部分の先に新たなサンゴが成長して、そこにスダレヤライイシモチが住んでいた。ほんとうにサンゴは水中の「森」とは良く言ったもの、森には木があって、木があると多様な生物が住める。
陸上のことで頭いっぱいになったとき、わたしは海に潜って元気をもらう。海中の環境にも問題はいっぱいあるけれど、どんな生物もその中で一生懸命に生きているのを見て感動する。たとえヘドロの中に潜っても、同じように感動を見つけられるわたしは幸せものだ。
スギノキミドリイシの森のおうちで、カスミヤライイシモチが口の中で仔育て中だった。この種を含めたテンジクダイ科のサカナは、メスが産んだ卵をオスが口にくわえて口内飼育するので有名だ。
喉がこんなに膨らんで、お父さん辛そう....しばらくこうして飲まず食わずで卵塊を加えて、機が熟したら口から稚魚を放出する。
次のサカナはセホシサンカクハゼ。数センチしかない透き通った小さなハゼは、肉眼で見ると砂泥色に溶け込んで見分けがつきにくい。でもサンカクハゼの仲間はじっとしていることが多いので、写真に撮りやすい。決して彼らがポーズをとってくれている訳じゃなく、たぶん凍りついているんだろうけど。
最後はこれまたマイナーなホシハゼ君。ピントがあってないのはいつものご愛嬌(笑)。色合いは地味だけど、名前の通りボディに青い小さな星模様をまとった中々シックなハゼである。体長は3センチくらいか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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