今日は大家さんがうち裏庭に「植えて」いる作物を紹介しよう。
←は花(写真下方、エンジ色の苞につつまれている)をつけたまま、何段もの大きくなった身をかかえた
バナナ。たいていは実が3段くらいになったら花を切り落とすのだが…そうしないと、その先もどんどん花が咲いて実をつけ続けるので、ひとつひとつの実が太らないのだ。ところがこのバナナは、実が4段くらいなったところでそれ以上の実をつけるのを止めて、ちゃんと食べごろサイズになっている。そういう品種かなと思って、わざわざ大家さんを呼んで聞いてみたら、「あっ、花落とすの忘れてたわ」だって。こういうこともあるんだな。
これ→はヤップ語で
マルと呼ばれるタロイモ(サトイモ)の一種で、この写真の品種はイモの色が紫っぽくなるタイプ。 ヤップのマルと同種のものが沖縄ではターンムまたはタームと呼ばれていて(名前の由来は田芋だという)、水田で栽培されている。でもヤップではご覧のとおり、庭先などに植えてある。
こっちも
マル/ター(ン)ムだけど、葉の茎(というのだろうか?)もイモも赤くならないタイプ。仲良く隣りあって植わっている。これらマル/ター(ン)ムは、作付けして1年くらいで収穫でき、親イモを食べる。イモは白っぽいか紫っぽいかの違いがあるものの、モッチリとした上品な舌触りで食べやすく、沖縄にはこのイモを使った色々な郷土料理があるらしい。ヤップ島では炊いてそのまま主食として食べるのが主流だが、ポリネシアではこのイモを煮てつき潰し発酵させたもの・ポイが有名だ。
次に登場するのはヤップ語で
ライと呼ばれるタロイモ(サトイモ)の一種。ちなみにライは
イにアクセントがくる。マルが親芋を食べる種類なのに対して、こちらは小芋を食べる。だから葉も株もマルに比べて大きく、味はサトイモにもっとも近い。イモの煮ころがしや煮しめを作るなら、このイモだ。
10㎡にも満たない猫の額のようなうちの裏庭には、まだまだいろいろな作物が植わっている。ちょっとわかりにくいけど、やや栄養失調気味の若いパパイヤの雌雄。あとライの前で枯れかかっているのはナスだし、横には島トウガラシも植わっている。大きな屋敷と敷地をかまえる大家さんにとっては、この猫の額スペースは「空き地にしておくよりは」、という程度で植えているのだろうから、あまり手入れはしていないみたいだけど。
こういう風に家のまわりにチョコチョコッと色々な作物を植えておくのが、ヤップ式の自給的農法だ。もちろん
元祖主食のラック芋の田んぼもあちこちにあるが、補完的な作物がいつでも手の届くところにあるという安心感と便利さは、食料を100%他者の生産に依存しなければならなくなった日本の多くの都市生活者には、想像もできないものだろう。
でも、ある程度の食料を自給できるってのは、人間生活の基本だと思うんだよね。
◆7月21日16時59分現在のヤップ気象データ
天候: 曇
風向: 南西
風力: 12ノット
気圧: 1008hPa
湿度: 75%
気温: 29.9℃
過去24時間の最高気温: 31.1℃
過去24時間の最低気温: 21.1℃
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。
◆世界のニュース・ウォッチ
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なんだぁ~、こりゃ!
な~んも考えてない奴なのはわかっていたが、一国を代表する者として、ドンパチ真っ盛りな地域に行って、そのどっちかへの帰属を象徴するような行為をとるということが、どんなに非常識で危険なことか、まわりには誰もこの破廉恥を止められる奴はいなかったのか!
このニュースは日本ではあまり報じられてないというではないか。世界三大一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)のそれぞれが聖地とする場所に行って、そのうちのひとつのユダヤ教への帰属を示す帽子を被り、ユダヤ教信者にとって特別の意味をもつ「嘆きの壁」でポーズを取るということは、それがポーズだけならユダヤ教を信ずる人々への冒涜だし、イスラエルから連日砲撃を受けているパレスチナの人々から見れば、「あっ、あんたは敵側なのね」ってことになる。信仰もないのに「振りをする」というのは、一神教信者には、絶対にできない、信じられない、許せないことなんだよっ!郷に入れば郷に従えというのは、相手の立場も自分と同じように尊重しましょうということで、真心をどっかに置いたまま、ポーズだけ真似れば良いってもんじゃ、ない!
ヨルダン国王に面談してヨルダン・イスラエル・レバノン・シリアの共同開発を援助すると言っただと?イスラエル首相にも早期和平を説得しただと?あげくに民衆から見捨てられたファタハのリーダーに30億円以上の援助を持ちかけたってさ。ハマスは認められないから、あんたに金やるよって。その金がどう使われようが、火に油を注ごうが、コイズミにとっちゃ、どうでも良いことなんだろ。どの相手側からも、他人のどさくさに付け込んで金儲けばかり考えている守銭奴・日米商人の使い走りくらいに思われたのが落ちだろう。
なお
sobaさんのバナーを「はずせ」とコメントした人がいるということなので、わたしは敢えて宣言しておく、「絶対にはずしませんよ」
次に、いま日本の世論を揺るがしている(笑)「靖国A級戦犯合祀を昭和天皇は嫌っていた」スクープ。もう議論・意見は沸騰していると思うので、わたしがここで敢えて浅学を披露することもないが、いちおう時系列にニュース・ソースを述べておく。まだ見てない人は(新聞社サイトだから)消える前に読んでみて。
昭和天皇、A級戦犯靖国合祀に不快感・元宮内庁長官が発言メモ
2006年07月20日07時00分
昭和天皇「私はあれ以来参拝していない」 A級戦犯合祀
2006年07月20日11時12分
昭和天皇が不快感 靖国神社のA級戦犯合祀
2006年07月20日夕方配信
昭和天皇の苦い思い、浮き彫りに
2006年07月21日06時12分
誰が画策してリークしたとしても、歴史資料としては第一級のものだ。これで昭和天皇がはっきりした意志を持って靖国行きをやめたということが証明できたし、今の天皇にもそれは引き継がれている。わたしも関連ニュースに興味を持ってネットをいろいろ読み漁ったが、
カナダde日本語で紹介されていた
nozomu.net
「A級戦犯合祀は自らやめるべきである」
は非常に読みごたえがあり、参考になった。そして靖国神社なるものの歴史と性格、おまけにどんな「宗教」なのかも勉強できた。これを一宗教機関とするならば、(信教の自由を尊重して彼らのやり方を尊重するならば)、すでに「合祀をやめる」のは手遅れのようだ。
コメントより抜粋
霊璽簿自体が靖国神社の神体ではないのです。本殿にある御太刀と御鏡が神体とされています。霊璽簿はあくまで霊を神体に移すための伝達手段という扱いです。いったん移ってしまった霊は一つの命として一体化され、そこから特定の霊を除くのは不可能となります
抜粋おわり
そうかぁ、あん中に入れられちゃったら、亡くなった御霊はひとつにメルトしちゃうのね。政治家のご都合主義で「分祀」するのも、このカルトにのめりこんでる「信者」には受け入れられないことだろう。まあ、そういう風に信じる人には信じてもらっておくことにして(そんな靖国な方々には、一宗教法人として勝手に独自の信仰の道を歩んでいただくことにして)、政治の介入は一切やめて(もちろん政治家としての参拝もナシ、厚生労働省とのつながりもナシ、政府援助もナシ)、靖国さんには信者からのお賽銭だけでやっていってもらうことにしたほうが良い(笑)
そして、無宗教・軍隊の階位無関係・一般市民も含めた新しいメモリアル・モニュメントを造ればどうだ?とにかく「私も入れて」「うちのおばあちゃんも入れて」というような、誰でもいらっしゃい形式の、「戦争によって命を奪われた人々を忘れない碑」にする。そしてそこには、自らやまわりが「戦争被害者」だと思える人々の名前が延々と彫ってあって、「あっ、うちのおじいちゃん、ここにいた!」と家族連れで「遊びに」来られるような、居心地の良い環境をつくる。それと同時に、あらゆる戦争というものが、いかに無意味で悲惨なことか、様々な展示を通して体験できる施設もつくる、そんなものが、できたら、いいな。
そのためには、まず
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AbEndって何?という方は、
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浦沢直樹の漫画「20世紀少年」の世界が現実になるかも・・・大手マスゴミが絶対に流さない情報を、ひとりでも多くの人に知らせたい、もう時間がないのだから!
◆ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ
http://www.naturesway.fm/index2.html
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