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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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ダイビングログ・今日の海は目がワイド

天候: 曇
風向: 南東
風力: 12~20ノット
気圧: 1012hPa
湿度: 94%
気温: 25.4℃
過去24時間の最高気温: 31.7℃
過去24時間の最低気温: 22.2℃
(6月13日13時52分現在のヤップ気象データ)
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

朝から突風とともにザーッと雨になったり晴れ間が出たり、めまぐるしく変わるお天気になっている。衛星写真で雲の様子をみると赤道から北は雲だらけ、まだ渦を巻き始めていないから何ともいえないが、こんな状態が続くと、またどっかで熱低が誕生するかもしれない。午後から南東の風になったので、うちの桟橋にもロープを張って近くの木に固定した。

ダイビングログ・今日の海は目がワイド_a0043520_1511105.jpgときおり突風が吹くとはいえ、島の北西側の海は午前中べったり静かだった。大潮の1日後で満潮時間が午前7時57分。7時前に出航して7時20分にミルチャネル到着、マンタリッジでエントリーすると、そこはまだクリアな水が緩やかに流れこんでいて、まるで水族館の水槽の中にいるよう。ギンガメアジ、オグロメジロザメ(グレイリーフシャーク)、マダラタルミにメガネモチノウオ(ナポレオン)、それにイソマグロまで目の前を頻繁に行きかう状態。そんなところにマンタがいきなり通りかかる。今日のマンタは計3個体。それぞれ別々に見たものだが、1匹のちびオスは超接近して頭の上を通り過ぎて行った。

ダイビングログ・今日の海は目がワイド_a0043520_15114154.jpg2ダイブ目は潮が下げ始めて透明度の落ちるチャネルを避けて、ノース・ファニフ・ウォールで潜った。まずはブイの下でオグロメジロザメ(グレイリーフシャーク)8匹の歓待(笑)を受ける。ここで時々サメの餌付けをしているサービスがあるので、ボートが係留ブイに止るとサメや他の魚が異常に集まってくる。なんだかこうなるとサメの迫力半減、サモシィ~って感じで、「サメたちよ、野生を取り戻せ!」ってお説教したくなってしまった。「こんなオイラに誰がした?」って言い返されそうだけど。

ダイビングログ・今日の海は目がワイド_a0043520_1512670.jpgそんなサメをお供にしたがえて、のんびりゆったりドロップ・オフをドリフト。途中でやや大きめなツムブリ(レインボー・ランナー)がサバ系の小魚の群れを追いかけているのを見た。一度ワイドになった目はなかなか焦点を小さく絞れず、最後は浅場の可愛いベイビー・サンゴの中でポワンとした時間を過ごしてもらったダイビングだった。いつもこんな海だったら、いいな。


◆ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ
http://www.naturesway.fm/index2.html

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by suyap | 2006-06-13 15:37 | ヤップの自然・海
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