ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流－その弐－（財）モラロジー研究所との絡みは何だ？

天候：　曇
風向：　北東
風力：　6ノット
気圧：　1012hPa
湿度：　94％
気温：　25.4℃
過去２４時間の最高気温：　31.2℃
過去２４時間の最低気温：　22.2℃
(6月5日午後10時59分現在のヤップ気象データ）
（注）「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。

エキサイトでは最近ネームカードというサービスを始めた。ネームカードを登録して自分のブログに貼りつけるとリンク元の解析やキーワード解析もできるというのに刺激されて（実はそのサービスを受けたいがためだけに）、さっそくわたしも作って貼ってみた。

「へえ、こういうルートで読みにきてくださってるのね」って、ときどきリンク元やパスワードの解析をのぞきにいってるのだけど、数日前に「？」なキーワードから2回のヒットをいただいていた。

ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流、リーダー募集

普通キーワード検索するとき、ここまでフルに書く人はいないから、これはすごく目だった。まず「ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流」というのをフルで言える人は、そんなにいないし、それに「リーダー募集」だ。よほど事情に明るい人でないと、こういう組み合わせのキーワードは出ないだろう。

それで、わたしも同じキーワードを入れてGoogleしてみたら、こんなのが出てきちゃった。

リーダー募集モラロジー青年活動ネットワーク
http://many.moralogy.net/webdata/top/main.asp

なんだ、なんだ、なんだ、モラロジー研究所って？
http://www.moralogy.jp/

それで、ここから先は以前の記事を読んでもらってることを前提に書くので、まだの人は是非こちらをクリックしてみてください。

いきなり、ぶっちまけ
http://suyap.exblog.jp/2350980/

ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流－その壱
http://suyap.exblog.jp/3543578/

という訳で、森喜朗のおっさんが大得意になってる「お子様お騒がせ団体旅行」が今年もやってくるみたいなのだけど、お子様のリーダー役になる人材をこうして募集してたんダネ。以下は募集要項より。

（１）原則として２２歳から４０歳位までの男女　8名
（２）日本国内に在住していること。
（３）心身ともに健康で、団体活動ができること。
（４）本事業の趣旨をよく理解し、目的達成に務める意欲をもっていること。
（５）人間関係のコミュニケーションを円滑に行えること。
（６）子どもたちとのコミュニケーションがとれ、子どもの気持ちを良く理解でき、把握できること。
（７）泳げること。
（８）英会話が多少できること。（９ページの英会話能力Ｄを除く。）
（９）６月１９日（月）～６月２０日（火）の１泊２日の事前研修会に出席できる人。

参加者少年少女も募集中です。
　（小学校５年生から中学校２年生までの男女１５２名）

〒277－8654 千葉県柏市光ヶ丘２－１－１
　（財）モラロジー研究所 青年活動推進課
　Tel：0471-73-3312　／　Fax：0471-76-1177
　メール：many@moralogy.jp

え～え？子供152名にリーダーの募集定員がたったの8名？？？

まあそれには事情があるのだろうから（笑）とりあえず置いとくとして、このモラロジー研究所って、なんか臭いなあ、怪しいなあ・・・

現・理事長が廣池幹堂サンで、創始者は廣池千九郎（1866～1938）センセイ。

モラロジー研究所のホームページから抜粋

財団法人モラロジー研究所は、倫理道徳の研究と心の生涯学習を推進する文部科学省所管の社会教育関係団体として、大正15（1926）年に法学博士・廣池千九郎によって創立されました。以来、一貫して人間性･道徳性を育てる「研究活動」「生涯学習活動」「出版活動」 を展開しています。現在は、地球的・国際的視点からさらに道徳の研究を深めるとともに、「人づくりによる国づくり」をめざす生涯学習と講座・セミナーによる未来社会の建設に貢献する活動を行っています。

へ～、学校もたくさんやってるんだってねえ。でも一番わたしの目に焼きついたのは、どの写真を見ても段の後ろに日の丸があったこと。

モラロジー青年活動ネットワーク＜MANY＞の目ざすもの
国家社会に貢献し、健全なコミュニティの創造に寄与する道徳的な日本人の育成
自ら考え、自ら責任を持ち、自ら行動する主体性のある青年の育成
しっかりとモラロジーを学び、次代の日本を担う人材の育成

日本の良心たれ！ＭＡＮＹでは、現在の日本国内外に山積する問題と向き合い、活動目的を同じくする他の団体と連携・協力し、心豊かな秩序ある社会づくりにと努めています。

掛け声はすごいけど、何言ってるんだか、わからないなあ。それで、どういう風に「心豊かな秩序ある社会づくり」に取り組むっちゅうねん？

そんだもんで、「モラロジー研究所」でどんどん検索かけて読み進んでみると、

ありました！ありました！やっぱりね！

モラロジー研究所の教育研究会の後援取り消しと、京都市教育長の講演中止を求める
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/cpgkyoto/kenkai/2003/030801-sikyoi-mora-mousiire.htm
の記事より抜粋

モラロジー研究所は、理事長が研究会の主催者挨拶で、「新世紀に求められる教育」として、「皇室を中心として祖先が養ってきた寛容の精神、共生の心」を重視し、「主権がないときに制定された」として日本国憲法を「国際法違反」と決めつけ、教育基本法に「国を愛する」心の明記を求めるなど、憲法と教育基本法を否定する主張を展開している団体である。
京都市教育委員会が憲法と教育基本法を否定する団体の研究会に後援者として名前を連ねるばかりか、教育行政のトップである教育長が講演を行うことは断じて許されるものではない。

「心の教育はいらない」市民会議
http://sugakita.hp.infoseek.co.jp/newpage26.htm

「憲法や教育基本法を否定する研究会で京都市教育長が講演を行うのは違法だ」として、市民団体「『心の教育』はいらない！市民会議」（代表、林弘三・京都大名誉教授）は２９日、講演の差し止めを求める住民監査請求を行った。

（上記の件、追記）
京都市職員措置請求書
http://sugakita.hp.infoseek.co.jp/newpage7.htm
陳　述　書　　　　　　　　　　　
http://sugakita.hp.infoseek.co.jp/newpage8.htm

また、「改革派！」議員秘書の考える日本の将来と「超」日常亭さんのブログにも出てきてました。
高校野球ー明徳義塾の出場辞退　2005年 08月 05日
http://lifevario2.exblog.jp/3249683

そして最後にこれ。

日本を動かす八百万の神々―日本会議と第二次小泉内閣―
http://www.janjan.jp/government/0311/0311018217/1.php

そうか、だから森のオッサンが「神の国」っていうんだね（笑）。

それにしても、この夏「ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流」に子供を参加させる親御さんたちは、こんな怪しい連中に子供がゆだねられてるのを知っているのだろうか？

以前から、このプロジェクトの実務をまかされているのは体育会系で、どこに行ってもキャンプファイヤーをやって子供たちに「かっこうの歌」を歌わせなきゃ気がすまない連中だって聞いてたけど、こりゃ、ホンマだわ。今年もヤップでキャンプファイヤーやるのかなあ、「かっこうの歌」歌うんだろーか？ヤップの固有種の鳥・ギギもびっくりするだろうなあ。


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（参照：森喜朗＠ミクロネシア）
●いきなり、ぶっちまけ
http://suyap.exblog.jp/2350980/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流－その壱
http://suyap.exblog.jp/3543578/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流-その参-ご到着１日目
http://suyap.exblog.jp/4030932/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流－その四－使い捨て皿にプラ・フォーク？！
http://suyap.exblog.jp/4050590/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流－その五－やっぱり・・・
http://suyap.exblog.jp/4182374/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2007年少年少女自然体験交流－その壱
http://suyap.exblog.jp/5926151/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2008年少年少女自然体験交流－幕開け
http://suyap.exblog.jp/7354074/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2008年少年少女自然体験交流－島内散策
http://suyap.exblog.jp/7354154/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2008年少年少女自然体験交流－異文化交流
http://suyap.exblog.jp/7356708/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2008年少年少女自然体験交流－海辺の活動
http://suyap.exblog.jp/7357656/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2008年少年少女自然体験交流－現地州政府はツアー・オペレーターか？
http://suyap.exblog.jp/7357784/
●ミクロネシア諸島自然体験‐2008年少年少女自然体験交流－ヤップでの（推定）支出額
http://suyap.exblog.jp/7357817/
●新型インフルエンザもなんのその、今年もやってきたミクロネシア諸島自然体験‐2009年少年少女自然体験交流
http://suyap.exblog.jp/8689974/
●余ったヤシノミ・ジュースは海に捨てましょう！？－ミクロネシア諸島自然体験‐2009年少年少女自然体験交流
http://suyap.exblog.jp/8692927/
●怪しい会計報告書－ミクロネシア諸島自然体験‐2009年少年少女自然体験交流
http://suyap.exblog.jp/8692910/
●はやく日本に帰りた～い－ミクロネシア諸島自然体験‐2009年少年少女自然体験交流
http://suyap.exblog.jp/8718115/



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