天候: 晴
風向: 東北東
風力: 7ノット
気圧: 1011hPa
湿度: 83%
気温: 26.7℃
過去24時間の最高気温: 28.9℃
過去24時間の最低気温: 22.2℃
(5月12日午後9時53分現在のヤップ気象データ)
久しぶりで見る穏やかな朝日に包まれて夜が明けた。熱帯低気圧の発生による南東の風とうねりの影響でしばらく潜れなかった南のポイントにも、これなら行けそうだ。それで、今日でダイビングを終了するお客様のために、早朝1ダイブでマンタを見てから南に行って2ダイブするという、贅沢なポイント選びにした。こんなダイビング日和なときは、燃料コストなんて二の次(笑)。時化の去ったあとの海は、お腹を空かせたサカナがたくさん出てくるから、釣りにもアタリは良いし、ダイビングにも当然グッドなのだ。
まず早朝に入ったゴフヌーチャネルでは、すでに潮がかなり速く流れ出していたが、大きなカンムリブダイが数匹クリーニングを受けていたり、マンタは♀1匹だけだったけど、クリーニングされているのを目の前で30分近く見ることができた。このマンタのNature's Way識別番号はF-062。なんだか最近メスばかり見るなあ。
2ダイブ目はヤップカバーンズ。納まったとはいえ、まだかなりのうねりが入っていたので、浅い場所には近づけないし、カバーンズ名物のトンネルめぐりもできなかったが、うねりがリーフから出る濁った水を洗い流してくれるので、下げ潮時にもかかわらず透明度は30mくらいあった。ドロップオフの際でハナダイやハナゴイに囲まれてボーッとしてると、オニカマスの小ぶりな群れが通りがかった。水深20mの砂たまりを住処にしているハダカハオコゼ。以前のログに掲載した写真と同じ個体だと思うけど、最近は色が白っぽくなっている。
3ダイブ目はマジックキングダム。やはりうねりが大きくてボートを係留ブイにつなげず、少し沖でボートを流しながらエントリー。ギンガメアジ、マダラタルミの群れ、最近居ついたグレーリーフシャークの子供たち。そして最後にタイマイまで登場してくれた。タイマイの甲羅は鼈甲細工の材料になるので長年にわたって乱獲され続けてきたが、そののんびりした動きを見ていると、これじゃ簡単に捕まえられるなと思う。ここは成長の早いテーブル状サンゴなどがすごい勢いで回復しているので、これからも楽しみだ。
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