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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

suyap.exblog.jp

ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流-その壱

天候: 晴
風向: 南東
風力: 12ノット
気圧: 1010hPa
湿度: 70%
気温: 30.8℃
過去24時間の最高気温: 30.6℃
過去24時間の最低気温: 23.9℃
(4月29日午前11時55分現在のヤップ気象データ)

心配してた昨日の衆議院法務委員会では、共謀罪法案の強行採決を見送られたみたい、ヤッタ~。といっても、連休明けまで延期されただけなので油断はならない。日本中のたくさんの人が連休であちこちに出かけるんだろうけど、中には色々な都合や理由でそうじゃない人もいる。そういう人達が、まとまったお休み中の時間をつかって、この共謀罪のことや諸々の日本の政治のことを考えたり調べたりすれば、少しは状況を変える助けになるんじゃなかろうかと期待してる。

共謀罪の件では、とりあえずほっとしたのものの、昨日からこんなメイルの問い合わせが複数入ってきた。

a0043520_12414978.jpg今日朝日新聞に、独立行政法人国立青少年教育振興機構主催の『ミクロネシア諸島自然諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流』の募集が載り、子供が参加したいというのでネットでしらべていたところ、2002年の○○さん(わたしのこと)の報告書を拝見いたしました。その後この事業は改善されたでしょうか?それとも、根本的にこの事業は、よくないでしょうか?このプログラムについての率直なご意見をお聞かせ願えたらと思います。」

毎年ヤップにもやってくるこの「ミクロネシア諸島自然諸島自然体験」と、わたしは浅からぬ因縁で結ばれている(笑)。

いきなり、ぶっちまけ
http://suyap.exblog.jp/2350980/

a0043520_12423056.jpg「今年はどうするんかなあ」と思って、4月の初めごろ、去年の主催団体「独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター」のホームページを見に行ったりしたんだけど、まだ何のお知らせも出ていなかった。

それで今また見に行くと、なっなんと!
『2006年4月1日「独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター」は、「独立行政法人国立青少年教育振興機構」の1施設として新しく発足しました。』そうだ。

それで「子どもゆめ基金」(このダサい漢字と仮名の表記、なんとかならんかね?)
のページに飛んでみると、なるほど募集のリンクが貼ってあった。
ついでに新しく改編された「独立行政法人国立青少年教育振興機構」のHPも見てみると、

「平成18年4月1日、国立少年自然の家を運営してきた独立行政法人国立少年自然の家、国立青年の家を運営してきた独立行政法人国立青年の家、独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センターを統合し、広く青少年に対して自然体験や交流体験を提供することを目的として、としてスタートしました。」

とあって、住所が

〒151-0052
東京都渋谷区代々木神園町3番1号
TEL.03-3467-7201

ということは、前のオリンピック記念青少年センターと同じ住所だね。JICAも「国際協力事業団」から「国際協力機構」になったし、「宇宙開発事業団」も「宇宙航空研究開発機構」になったし、「海洋開発技術研究所」も「海洋研究機構」になったし、今の日本じゃ、「なんたら機構」っていうネーミングがはやっているらしい。それで種々の仕事がやり易くなってて効果も上がって、働く人も、その恩恵に与かる人も、ハッピー度が増してるならいいんだけど?!

それで早速、

http://www.niye.go.jp/outline/pdf/mikuroneshia_2006.pdf
から、重~い募集要項をダウンロードしてみたけど、こちとら電話回線だから大変だった。降ろしてて分かったのは、重い原因を作ってるのは、空と海の変哲もない写真を使った表裏紙。こんなところに仰々しく凝るところが、既に事業の実態を表してたりして(笑)。

今年の内容を見てみると、主催団体の名前が変わったのと、もうひとつ増えて、「協力団体」も変わっているけど、それ以外は、過去の内容とたいして違いはない。

まず、事業主催:
独立行政法人国立青少年教育振興機構
http://www.niye.go.jp/
社団法人中央青少年団体連絡協議会
http://www.chuseiren.or.jp/

今年から加わったこの中央青少年団体連絡協議会ってのは、いったいどんな団体?と思ってウエブサイトを見てみたら、なんと会長さんはあの宇宙戦艦ヤマトの松本零士さんだった!

上記に加えて今年から協力団体として、
NPO法人 自然体験活動推進協議会
が加わっている。ここのサイトも見にいったけど、自然観察やアウトドアのインタープリターを養成したり、そういう活動をしてる団体の集まり?のような感じがした。ここに入っている団体から、子供8人にひとりつくリーダーなんかが派遣されるんじゃないかと思う。

それで、去年は非常に怪しかったお問合せ先だが、今年は、
03-3479-3010
月曜~金曜(10:00~18:00)*土曜・日曜・祝日は受け付けておりません。
今年の連絡先も貸し電話だろうか?

そして、参加申込書の送付先は、中央青少年団体連絡協議会 事務局

もともとこの事業は、森喜朗のおっさんが会長だった怪しい財団法人「世界青少年交流協会」が委託されてやっていたのだけれど、2004年7月に警視庁捜査2課の家宅捜索を受けた直後、森のおっさんはポンペイ視察をさっさとキャンセルしてこの財団を破産申告して解散。その後、副会長以下幹部5人が業務上横領の疑いで逮捕され、うち4人の有罪が確定した去年は、オリンピック記念青少年センター内の「基金部」というところが直接やっていた。その怪しさをわたしに突かれたからだけでもないだろうが、今年はこうしてたくさんの団体を巻き込んで、ますます訳がわからなくなっている。

独立行政法人 国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金部 普及推進課
住所 〒151-0052  東京都渋谷区代々木神園町3番1号
TEL 03(6407)7682
FAX 03(6407)7720

というのがホントの事業主体だろうけど、「社団法人中央青少年団体連絡協議会」は、受付窓口の業務を担当しているだけか?この「子どもゆめ基金部」ってのは、わたしにはどうも胡散臭くて臭くて、ヘドロの臭いプンプンなのだけど。森のオッサンが総理のときに国会を通ったっていう「子どもゆめ基金」ってのは、政治家へ金を流すシステムの一部に組み込まれている気がしてならない。

それでどうしてミクロネシアかっていうと、森のオッサンはミクロネシアの小さな島国くらいしか威張れるところがないからで、自分の父親が戦時中チュークの守備隊長をやっていたということと(これがホントなら、森のオッサンは父親が迷惑をかけたチュークの人に土下座して謝らなきゃならない立場だ)と、19世紀後半にチュークに渡って子孫をたくさん残した森小弁という人物(森のオッサンのファミリーとは何の関係もない)のお蔭で、Moriという苗字を持つ日系人が多いのを良いことに、ミクロネシア関係の政府資金にタカっているのだ。駐日ミクロネシア連邦大使や公使は、森のオッサンのことを「先生」と呼んでひれ伏している。もうすぐ「過去の人」になりつつあるオッサンに奉ってもミクロネシアの将来には何のメリットもないってことに、ミクロネシアの人は早く気づいて欲しいものだ。

それでもまあ、そんな事情はあっても、「うちの子供が夏休みの最中にこの値段(8万5千円)で海外体験できるんなら、安全性に問題がなければ良いことじゃない」と思う親御さんも多いことだろう。それで、何事もなく無事に日本に帰りつけりゃ、子供にとっては良い思い出にはなるだろう。そして若いリーダーたちも、一生懸命に情熱を持ってやっているのだとは思う。だけど、問題はそんなことではないのだ。「人を殺したり戦争をしたりするのは嫌だけど、自衛隊に入ると給料もらいながら色んな技術が身につくから、まあいっか」って入隊するのと、似てるんじゃないか?こういう視点には、自分の目先のことだけしか見えてなくて、その行為によって迷惑してる人たちがいるってことや、みんながハッピーになれない行為に加担すると、将来まわりまわってツケは自分にも返ってくるのが自然の摂理だって見通す叡智に欠けている。

それはともかく、今年の内容を、ヤップを例にとって下に検討してみる。さすがに最近では初回のようにヤップだけで100人近くを送り込むような馬鹿な真似はしなくなっていて、1グループ子供8人にひとりのリーダーがつき、各州(国)に2~5グループ(子供16~40人にリーダー2~5人)、旅行会社添乗員、ディレクター、コーディネーター、通訳が配置される、という。それにしても、ディレクター以下、毎年違う面子でやってきて、誰一人現地の事情や文化を詳しく知らないので、毎回トンチンカンなことばかりやって、現地の人に笑われたり、あきれられたりしているんだけど。ほんとうに地道な交流・体験事業をやる気の事業なら、たった年に一度の「お騒がせ&お邪魔虫」じゃなくて、(参加する子供は変わっても)同じ人が同じ地域でコツコツと付き合いを重ねて、良いものを作ろうとしているだろう。それで、そんな地道な活動が下地にあれば、こんなに(役にも立たない)大勢のオトナを連れて来なくてもいいはずなのだ。

ヤップチーム日程
○7月26日(水)午前成田発グアム着&泊:
大手旅行会社が絡んでいる関係で、グアム泊を入れないと儲からないという事情があるのねー!

○7月27日(木)航空機にてヤップへ移動し、自然体験を行う。
あのー、今のフライトスケジュールだと、ヤップご到着は翌日の午前2時30分でございますが(笑)。子供たちは27日の夕方グアムを出て、ヤップを飛び超えてパラオに下ろされ、そこで4時間待ってヤップに来る。ご苦労さんです。パラオの空港はエアコン効いてて寒いそうだから気をつけてね。

○野外体験生活2泊

○ホームビジット1日

○8月2日(水)航空機でヤップからグアムへ。

ということで、飛行機の到着が丑三つ時になる以外は、ほぼ昨年と同様(これだけでも、主催者のやる気なさが満々ー反省や創意工夫がない)。おそらく到着後にホテル2泊、どっかの小学校に2泊、またホテルに帰って2泊でお茶を濁すだろう。そして、おそらくまた日本旅行の△△さんがホテルやレストランの値段を買いたたくだろう。そして、島内観光やアクティビティのアレンジはヤップ州青少年課に丸投げ、常にパトカーと救急車が同伴する、「そこどけそこどけニポンのコドモ様のお通りだい」的ツアーになるだろう。そしてまた、わたしが彼らの至近距離に入ったりすると、速攻でオマワリを呼ぶだろう(爆)。

それでもし、子供さんを参加させたいとお考えの親御さんがこれを読まれたら、以下のこと確認・調査することをお薦めします。

1)03-3479-3010は、どういう種類の電話番号か?
2)社団法人 中央青少年団体連絡協議会は、どのようにかかわっているのか?
3)独立行政法人 国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金部 普及推進課は、どのくらいの基金をこの事業に投入しているのか?
4)リーダーやディレクター、コーディネーター、通訳は、どのような基準で選ばれるのか?
5)NPO法人 自然体験活動推進協議会は、どのようにかかわっているのか?

色々あって大っぴらにデタラメをやりにくくなった森のオッサンと「独立行政法人 国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金部 普及推進課」が、すべての謎を解く鍵だと思う。子どもゆめ基金は、あちこちのNPOに助成金を配っているけど、その「子どもゆめ基金を普及させるために、こういう事業をやる」ってのが、どうもプンプン臭くて仕方がないのだ。子供を大挙してミクロネシアに送るのが、どうして「子どもゆめ基金」の普及につながるのだろう?そして、基金課普及部は、いったいいくらの予算で「ミクロネシア諸島自然諸島自然体験‐2005年少年少女自然体験交流」を賄ったのだろう。2006年の予算計画は、どうなのだろう?会計報告書の入手は可能だろうか?

↑↑そこら辺をほじくるとオモシロイものが一杯出てきそうな気がするんだけど↑↑

それで、今年も奴らがわたしを徹底マークしてケイサツと「共謀」したら、上に書いたことは大当たり~と100%思って良いと思う。○×旅行の△△さん、もしわたしの疑いを晴らしたかったら、早めに連絡してください。森のオッサンとともに、身の潔白を示す資料=事業会計報告書を提供してくれたら、わたしはいつでも協力するつもりです(爆)

写真は、子供を定員オーバーで満載したボート(2002年のもの)。

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(参照:森喜朗@ミクロネシア)
いきなり、ぶっちまけ
http://suyap.exblog.jp/2350980/
ミクロネシア諸島自然体験‐2006年少年少女自然体験交流-その弐-(財)モラロジー研究所との絡みは何だ?
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はやく日本に帰りた~い-ミクロネシア諸島自然体験‐2009年少年少女自然体験交流
http://suyap.exblog.jp/8718115/



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by suyap | 2006-04-29 11:38 | ヤップと恥ずかしいニホン
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