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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

suyap.exblog.jp

フライトスケジュール変更

天候: 晴れ
風向: 東
風力: 10ノット
気圧: 1010hPa
湿度: 65%
気温: 29.6℃
過去24時間の最高気温: 30℃
過去24時間の最低気温: 21.1℃
(3月25日午前11時50分現在のヤップ気象データ)

フライトスケジュール変更_a0043520_1152235.jpg本日2回目の投稿。さぼるときは何日も書かないで、その気になったら日に何度も投稿するとはナニゴトだと思われるかも、だけど、このニュースは早くお知らせしたい。

数日前に触れたコンチネンタルミクロネシア航空のフライトスケジュールの変更が、ババーン、ついに決定、4月6日以降から実施される。あと2週間足らずしかないので既に複数の予約が弊社にも入っているが、急に予定のフライトがキャンセルになって困るお客さんのことは全く考えていない。そして航空会社はこの変更の理由を、何も手を打たなかったヤップ州のせいにする、、、

コンチ(コンチネンタル航空のことね)ヤップ支店の公式発表によれば、いままで木曜と土曜の夜にグアムからヤップに寄ってパラオに行っていたCO953がキャンセルになり、便名をCO955に変えて、木曜と土曜の午後6時50分にグアムを出発、ヤップを素通りしてパラオに飛び、ヤップ行きのお客さんはそこで4時間以上を過ごして、翌日の午前2時30分にヤップご到着となる。その後そのフライトは午前3時15分にグアム行きとなってグアムに直行する。

ということは、木曜と土曜の朝便で日本を出発したら、機内かグアム/パラオのトランジットルームで延々と時間を過ごし、翌朝の午前2時30分にやっとヤップにたどり着く、ということになるのだ。日本>グアム>ヤップと直行すれば、飛行時間はたったの5時間なのに(グアムに迂回しないで直行すればもっと短くなる)、乗換えや待ち時間のみならず、大回りまでさせられて(その間の距離分を余計に払わされて)16時間もかけてヤップに来るとなると、ちょっと引いてしまう人が出ても仕方ない。それに、ヤップからパラオに直行で行ける便は水曜日の朝のCO891だけになり、ローカルの移動にもたいへんな不便をきたすだろう。

観光業界ってのは、まず「足」の確保ができてナンボのもんなので、足が不便だと、他の部門でいくら頑張っても頭打ち(足打ち)だ。逆に考えれば、ヤップはグアムのすぐ隣でそんなに遠い島じゃないのに、この不便さが災いして(幸いして)、あまり観光化されずにすんでいるともいえる。だから、わたしは毎日飛行機が来るのには反対だし、週に3便で十分だと思っているけど、航空会社の都合で夜中の離発着や大回りのコースで不便を押しつけられるのには、ほんとうに釈然としない。いっそのこと大手航空会社の路線からはずしてもらって、州営の軽飛行機でも飛ばしてもらったほうが、よほど便利かもね。といっても、太平洋諸島の某国営航空のようになっても悲しいし、、、まっ、この状況をしばらく受け入れるしかないでしょうね。コンチによれば、ヤップ空港エプロンが改善されて給油ができるようになれば、いつでも現行スケジュールに戻す、ということなので。


ヤップの旅の情報はこちらでどうぞ。
http://www.naturesway.fm/index2.html
by suyap | 2006-03-25 11:48 | ヤップな日々
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