天候: 晴れところどころ曇り
風向: 北東
風力: 10ノット
気圧: 1009hPa
湿度: 86%
気温: 26.5℃
過去24時間の最高気温: 31.1℃
過去24時間の最低気温: 23.3℃
(3月17日午後8時51分現在のヤップ気象データ)
昨日は、友あり遠方より来る、でブログをお休みしてしまった。
その友人が2週間ほど我が家に滞在するので、大慌てで片付けたり掃除したりしたのだけど、今の家に引っ越してきて以来ズルズルと先に延ばしていたプロパンガス購入に、やっとこさ踏みきった。
ヤップの一般家庭での煮炊きは、竈(かまど)でヤシ殻火+灯油コンロが主流だが、貸家やアパートでは電気オーブンが普通だ。プロパンガスの普及率はまだまだ低い。それでも、じわじわとプロパン派も増えているような気がする。あとで書くが、プロパンの火力のほうが断然強いので、速くおいしく炊けるものが多いためだろう。
わたしもこの家に引っ越してくる前までは、備え付けのでっかい電気オーブンを使っていたのだけど、このところ電気代が高騰しているのと、たまたま日本から持ってきた古いプロパン用ガスコンロがあったので、いまの家の大家さんに「電気オーブンはいらないです」と言って、かわりに家賃のおまけしてもらったのだ。でも忙しさにかまけて、いままでずっと灯油コンロだけで煮炊きを済ませてきた。
でも友達と二人分のご飯をつくるには、やはり火力の弱い灯油コンロでは埒があかないので、やっとこさプロパン設営に乗り出したという訳。写真は、使っていた灯油コンロ。基本的には灯油ヒーターと全く同じつくりだが、反射板とか、お部屋を暖めるような工夫は、当然ないし、あっても困る(笑)。
それで、そろえた備品がこれ。こっちではプロパンガスボンベまで自分で購入するのだ。ちなみにお値段は、ガスボンベ40ドル(これは掘り出し物、よその店では78ドルもしてた)、レギュレーター(ガスの圧力を調整する)20ドル、ボース約2m15ドル、ホースの留め金6個9ドル、ホースを分岐するバルブ3.30ドル、プロパンガス4ガロン26ドル、〆て113ドル30セント!
スクーバ器材のメンテナンスをやってる身としては何でもない作業だけど、日本じゃ普通ユーザーにはここまでさせないよな~と思いながらセットアップ。ちょっと心配だったのが、ガスコンロ。日本のプロパン用規格なので、こっちの圧力と合うかいな、、、?
で、こわごわ着火したら、見事に成功した。ためしにお湯を沸かしたら、早いのなんのって!今までの石油コンロではヤカンをかけてパソコンをしばらくいじってもまだ沸かないという余裕があったが、ガスでは5倍以上のスピードで沸騰するから、いま台所仕事とデスク仕事とのバランスがくずれて、ちょっと嬉しく困っている。でもやっぱりガスで煮炊きした料理のほうが、断然おいしいのを再確認したのだった。
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