天候: 薄曇
風向: 東北東
風力: 8ノット
気圧: 1009hPa
湿度: 82%
気温: 26.6℃
過去24時間の最高気温: 32.2℃
過去24時間の最低気温: 23.3℃
(3月12日午後8時50分現在のヤップ気象データ)
昨日に引き続き、今日もヤップデイの納めの踊りがあちこちで行われた。わたしもトミール地区メルール村&テブ村の女の座り踊りに呼ばれていたのだけど、所用が入って行けなくなり残念。だから昨日のタイトルに「その1」と入れたけど、「その2」が書けなくなったので、こっそりはずしました。
かわりに、今日は久しぶりにカメラを持ってマイダイブだったので、日曜日ののどかな海の仲間たちを紹介する。別に日曜だから彼らものんびりしてるわけじゃないのだけど(笑)、お天気もよく、風もわりと穏やかで、そのうえ満潮時間が午前7時半ころとなったので、早朝に行けば透明度も期待できる潮まわりだ。わたしがエントリーしたのは既に8時をまわっていたが、ミルチャネルのディープ・クリーニングステーションあたりは、まだ潮が入ってきていて、透明度も20m以上あった。
それにしても、最近のマンタ追っかけダイバーの行動はすさまじいことになっている。昔はそこまで行かなかったディープ&ディープな水深27mあたりまで、たいていのグループは行っちゃうし、無限圧での最大潜水時間ぎりぎり、あるいは減圧停止を出すような潜り方を、かなりのダイバーがやっている。ガイドとしてでなくマイダイブで潜って他のダイバーグループの行動観察してみると、そのクレージーさがよくわかる。ガイドとしては「お客さんにマンタを見せなきゃ」というプレッシャーみたいなものに駆られているのだけど、これってダイバーにもマンタにも不幸なことだよなあ。。。
で結局、見るつもりもなかったマンタも3匹ほど見て(というか泳いでるマンタをダイバーの行列が追いかけるのを見て)、あとはじっと地面を向いてすごしていたので、もしかしたら頭の上をもっとマンタが通ったかもしれないけど、今日のカウントは3匹。よく「マンタ何十匹」とかいうカウントには、同じマンタが行ったり来たりしたのも数えている場合もあるから、要注意。それに数が多ければ満足するってのも、どーだかねえ???
このネムリブカは、まわりのダイバーの喧騒にもめげず、いつもの定位置でゴロっとしてた。かなり接近(約80センチ)しても動かなかったが、さすがにまわりにダイバーが増えてくると、「うっるせーなー」って顔で数メートルほど位置を移動した。ノンダイバーの方へ:ネムリブカは名前のとおり、いつもj寝っころがってるおとなしいサメです、ご安心を。
まだ潮が入ってきていたので、リュウグウベラギンポがたくさん砂地に出ていた。オスがディスプレーすると、とってもきれいな長い背びれが特徴あるサカナだけど、残念ながら今日はみんな着底モード。英語ではサンドダイバーと言って、追いかけられると一瞬にして砂に潜って隠れる。
次にお出ましは、標準和名のない(ということは、日本の海では発見されてないのかも)共生ハゼの仲間で、MyersのMicronesian Reef Fishesでは、Speckleback Shirimpgobyになっているサカナ。わりと大きな固体でニシキテッポウエビと一緒に住んでいた。
最後は岩のようなオオモンイザリウオ。ほんとうにうまく周囲に溶け込んでいて、その気になって見なければ気づかない。頭の先からしっぽまで30センチはありそうな大きな固体だった。
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