天候: 曇り
風向: 北北東
風力: 6ノット
気圧: 1011hPa
湿度: 82%
気温: 26℃
過去24時間の最高気温: 31.1℃
過去24時間の最低気温: 23.3℃
(3月11日午後9時53分現在のヤップ気象データ)
今週末は、
ヤップデイで披露された踊りの納め、ムタチュルンガランがあちこちの村で行われる。ヤップの伝統の踊りは、やたらめったら踊るわけにはいかず、練習を重ねて本番前にやる踊り、本番、その後の納めの踊り、というプロセスを必ず通す。だから、本番のヤップデイの一週間後の週末は、あちこちで納めが行われるのだ。今日はわたしが把握しただけでも4箇所で5つの踊りが納められた。
本番前の踊り
Thun Buwが検分式とすると、納めは慰労会だ。踊りの前に、踊り手の親族や友人が、色々な「慰労の品」を持って踊り手の所に行き、それを踊り手に触れて見物人のほうに投げたり渡したりする。キャンディ、パン、ビール、ウイスキー、今日はアイスクリームなんてものもあった。それらが終わったあとで踊りが始まり、その後は本番のとき以来使った身体のデコレーションなどを処分するのだ。
今日はお客さんがたくさんの踊りを見たいということだったので、3箇所をまわった。すべては村のペースで事が行われるから、たとえば1時開始のはずが始まったのは3時とか、平気で時間がずれるから、一日がかりだ。でも、わたしは今年のヤップデイをほとんど見ることができなかったので、良い機会だった。
まずは、トミール地区マ村の棒踊り・ガンメル。これは大昔にパラオに石貨を切り出しにいった話を唄と踊りにしている。
ヤップ州離島の言葉や古語が歌詞に多く使われていて、若い世代には何を言ってるのかわかりづらいそうだ。
その次は同じくトミール地区・アフ村の女の座り踊り。静かな座り踊りはヤップ元祖で、腕と顔、首の動きで表現する難しい踊りだ。
最後はこのように立ち踊りになる。
その後夕食をとってから
マアプ地区の男の立ち踊りを見に行った。これは長年ここの男たちに踊り継がれているので、よくそろっていた。踊りが始まったのが午後9時前、早朝7時半からトレッキングを始めて、その後の島内観光&踊り見学ツアーが終わったのは午後10時近かった。ああ、くたびれた!
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