今朝は曇り空の中を早朝ダイビングに出かけた。このところの雨や雲の多い天気で、海水温が下がってきている。いまのところ平均27度だけど、今日は雨水まじりの冷たい水塊にあたると26度を記録した。ブルッ。
ポイント:ミルチャネル
天 候:曇り
風 :北東
波 高:.5m
気 温:27度c
水 温:27度c
透明度:(↓)15m
透視度:(→)10-20m
朝から貿易風がガンガン吹きまくり、リーフの中なのにミルチャネルのような風の抜けるところでは、バシャバシャと激しく風波がたっていた。そしてポイントには一番乗りだったけど、満潮時間まで1時間半もあるのに、もう潮どまりから流れ出しにかかっていた。外海が時化ているせいで、潮の変わるのが早い。マンタも水路のどこかにいるのだけれど、あまり人前に出るのを嬉しがっていない様子。わたしたちもマンタ狙いのダイバーばかり増えて混み合っている水路の北側のポイントを避けて、ディープステーションから水路を横切って南側にわたり、マンタリッジまでドリフトしてみた。
これはリュウキュウミゾヤギ、ポリプの触手が8つに分かれている八放サンゴの仲間だ。今日潜った南側には、あちこちにこのような群生が見られる。これを「スパゲティ・ファクトリー」と名づける人もいるけど、ちょっと食べたいとは思わないなあ(笑)
ところでスパゲティの森をよくさがすと、わりと簡単にガラスハゼを見つけることができる。でも向こうもこっちをよく見ていて、近寄ると微妙に位置を変えてヤギの柱の後ろに隠れようとしたり、チョロチョロを柱を上下に走りまわったり、ついには飛ぶようにして他のヤギに泳ぎ移ったりするので、被写体としてはなかなか難しい。この固体は(氷りついていただけかもしれないが)、かなりじっとしててくれたので、なんとか撮ることができた。
マンタは見なかったが、潮の変わる時間帯だったので、けっこう魚影は濃かった。大きなものとしてはアカククリの若魚6匹の群れ、なぜだか4匹で会合中のネムリブカ、カンムリブダイ、カメ(たぶんタイマイ)、グレーリーフシャークなど。
そしてマンタリッジ近くになると、マダラタルミやギンガメアジに混じって、水面近くにはオニカマスが悠然と浮いていた。う~ん、水があきすぎて写真も悠然ボーッですね。
ついでに水あきボーッの写真をもう一枚、せめて「見たよ」って証拠に。マダラトビエイは流れがかかっている場所が好きみたいで、マンタリッジでも、流れが強くなると出てくるようだ。
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