スコールが来たり晴れ上がったり、忙しい天気の一日だった。朝のうちは静かだったけど、午後から貿易風がかなり強くなってきた。まえにも書いたけど、今年の乾期は適度なお湿りがあって、ほんとうに助かっている。家のなかも埃っぽくならないしね。
これはオジギソウ、学名
Mimoza Pudica L. 日本では大事に鉢植えなんかになってるけど、ヤップでは野山や庭や畑に、とにかくどこにでも生えまくっている。だから草刈りとかやるときには要注意だ。茎にはバラのようなトゲがあって、バリッと手を引っかかれる。ワタシはどこに行くのでも素足にゾーリなので、草地に踏み込むと足元をやられる。これが生えている所では、上から踏みつけるようにして歩くようにすると、あまり引っかかれないですむかも。
で、オジギソウの名前の由来が、これ。同じ固体を同じ角度で撮ったものだけど、葉が寝てるでしょう?ちょっとでも葉に触ると、このとおり葉を閉じて、もっと触ると閉じた葉柄ごと、うなだれてしまう。でも、こういう反応にいったい何の意味があるんだろうか?誰かが葉っぱを食べるんで「死んだふり」のつもりかな?地球には不思議な生き物いっぱい、みんな違って、それでいいんだ(笑)
この植物も南アメリカ原産だそうだ。日本には19世紀にオランダ人によってもたらされたという。フィリピンやインドネシアでは、喘息や腫れの薬として使われているらしいが、ヤップでも薬になっているかどうかは、まだ知らない。そんな使い道があったら、また報告します。
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