太平洋戦争後、ヤップで70年間も野ざらしのままの、ゼロ戦ほか戦闘機の残骸。いつまでこんな姿をとどめておれるのか、戦跡ツアーで訪れるたびに不安になる。
さてヌッポンの総選挙は、
予定どおり&想像どおりの結果となった。やっぱりね^^
今回は馬鹿馬鹿しくて、開票結果に一喜一憂しないで、さっさと寝ちゃったけれど、
晴天とら日和のとらちゃんは、頑張って起きておられたんですね。彼女の推理が安倍っちらの「勝ったのに浮かない顔」の理由を良く言い当てていると思う:
今回の選挙結果で、
公明党が呑まない憲法改悪は不可能になったわけだ。
衆議院で単独での3分の2はポシャッたし、
参院選では、改選121議席中で97議席を自民がとることは不可能だしね。
「くそ~、また公明党の機嫌をとらないといけないのか(怒! (怒!! (怒!!! (怒!!!! (怒!!!!!」
そしてなにより、
この程度の信任率だと、
憲法改悪の国民投票をやったら否決されちゃうってことにもなる。
アベサンの心中はこんなところではなかったのか、ってね。
だから相当ご機嫌が悪かったのではないかしらね、ってね。
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/52214466.html
これからしばらく(10年?20年?)は、すべてのことが「今までより悪い方向」へ転がっていくのだろうから、まずは自分の生活をしっかりさせて、「生きる」ことをメインに据えることですネ。
これはヌッポンだけのことではなく、アメリカ人の
Paul Craig Robertsサンだって、まずは△△の「終わり」から始まるといっている:
○
On the Brink of War and Economic Collapse
そして同様なことを日本の状況も含めて書いているのが
櫻井ジャーナルさん:
○
総選挙で与党を圧勝させたのは有権者の諦めと無関心だろうが、まだ高を括っているとも言える
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201412140001/
安倍っちが、なぜ「集団的自衛権」にやっきになっているのか、実際にどのように使われるよとしているのか、よ~くわかります。少し長いけれど、とっても大事なことだと思うので、
全文を記事の最後にコピペしておきました。
さあ、これからが「終わり」の始まり。まずは終わらなきゃ、始まれないってこと。わくわくどっきどき!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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総選挙で与党を圧勝させたのは有権者の諦めと無関心だろうが、まだ高を括っているとも言える
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201412140001/
12月14日は衆議院選挙の投票日だった。投票率は52%程度で、戦後最低だった2012年の59.32%を下回ることは確実なようだ。そうした中、安倍晋三政権を支える自民党と公明党が圧勝したが、沖縄の4小選挙区では与党が全敗している。
日本全体でも個別の政策に関して国民が支持しているわけではなく、有権者の諦めと無関心がなせる技。「2年間の安倍政権に信任をいただいた」とは言えない。それでも与党が圧倒的な勝利を収めたのは怒りの度合いが沖縄に比べて小さいからだろう。高を括っている。地獄はこれから始まる。
そうした雰囲気を作り出したのは勿論、マスコミ。2009年の総選挙で小沢一郎の率いていた民主党が総議席の3分の2に迫る議席を獲得すると、東京地検特捜部と手を組んで小沢潰しを始めた。小沢と近い鳩山由紀夫の政権ができると、その政権を激しく攻撃して潰してしまった。その後に登場した菅直人や野田佳彦は自民党政権を誕生させる下準備をしたにすぎず、安倍は復活する。
安倍政権はアメリカ支配層の意向に従い、日本の巨大企業や富裕層を富ませることに心血を注いでいる。庶民の実質賃金は下がり続け、円安や消費税の税率引き上げで庶民の生活は苦しくなり、福祉政策の水準は引き下げられ、特定秘密保護法で支配層の犯罪的行為がばれることを防ぐ体制を作り、集団的自衛権で自衛隊をアメリカ軍の下請けにするだけでなく、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の導入で政府や議会を無力化しようとしている。
日本人が差し出されようとしている相手、アメリカの支配層は経済の破綻に直面、それを暴力で打開しようとしている。アメリカは2001年9月11日以降、国外では軍事侵略で破壊と殺戮の限りを尽くし、国内では令状なしに逮捕、拘束、盗聴できる体制を整えてきた。侵略戦争を指揮しているのはネオコン/シオニストであり、資金を提供しているのはサウジアラビアなどのペルシャ湾岸の産油国、中東/北アフリカでアル・カイダ系の武装集団(ISを含む)が、またウクライナではネオ・ナチが侵略の手先になっている。日本はカネと兵隊を出そうとしている。
アメリカ政府はロシア政府の術中にはまり、軍事衝突/戦争ではなく経済戦争が展開されているが、ネオコン/シオニストは戦争の準備を進めてロシアを脅して屈服させようと必死だ。そうした中、戦争に否定的なチャック・ヘーゲル国防長官がホワイトハウスから追い出され、バラク・オバマ大統領はアシュトン・カーターを後任として指名した。
カーターは1994年にビル・クリントン大統領へ朝鮮を空爆するように進言して無視されたが、2006年にもハーバード大学での講演で朝鮮空爆を主張している。欠陥戦闘機として有名なF-35の開発プロジェクトに参加するなど、軍需産業とのつながりが強い。その意味で、ロッキード・マーチンの代理人と言われるヒラリー・クリントンとは近いと言えるだろう。
日本では集団的自衛権に反対だと表明している人でもアメリカがアル・カイダやネオ・ナチを使っていくつもの国を侵略している事実から目をそらしている。「民主化」という標語やロシア嫌いという感情が影響しているのかもしれないが、世界制覇を目指しているアメリカはロシアや中国を軍事的に脅して従属させようとしてきた。脅しに屈しないロシアや中国への脅しをエスカレートさせていけば本当の戦争になる。その戦争を支援、参加しようというのが集団的自衛権だ。