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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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つまみ食い

勢力が小さいせいかと一昨夜に書いた台風19号は、ヤップ島のずっと北を通り抜けたあと、どんどん力を蓄えて、中心にまん丸く見えるお目目もパッチリのスーパー台風に成長してしまった。おかげでヤップも台風影響圏に逆戻りして、海は大荒れ、ときおり雨がザーッと降るお天気になっている。
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ところで本日のタイトルは「つまみ食い」、↑上下の写真の白くなった部分↓は、オニヒトデさんが食い去ったあとです。

オニヒトデといえば、マスゴミさんなどによるネガティブ・キャンペーンが功を奏して、美しいサンゴを食い荒らすにっくきやつめというキャラが定着してしまい、金儲けと売名のためにオニヒトデ退治などと、まるで桃太郎気取りでオニヒトデを殺しまくっているダイビング屋さんもあるとかないとか。ホントはそういう行為こそが、ダラダラといつまでもオニヒトデさんを一定地域に居座らせてしまっているんですけどね。いずれにしてもニンゲンの都合で殺生していると、そのうち大きな罰が当たりますからっ!

それで話を「つまみ食い」に戻すと、目の前にあるものは何でも食い尽くしてしまうわたしと違い、オニヒトデさんは意外と口がきれいなんですね、個体数が順当なときは。それにサンゴの種類によって好き嫌いがハッキリしていらっしゃる。
つまみ食い_a0043520_18402335.jpg

だから彼らが通ったあとには、↑このよう↑に頂上ハゲ状に放置されるサンゴも続出するけれど、まわりのユビエダ状のハマサンゴは嫌いと見えて、絶対に食指を出しません。

そのようなオニヒトデさんを一方的に悪者扱いして、サンゴが死滅するほんとうの原因=ほとんどが人為による環境破壊から目をそらすのは、食べて応援なんてキャッチに騙されてべクレ食品を口にし続け、原発利権をのさばらせているのと同じで、両方とも、結局は自分自身の自滅への道をまっしぐらというわけです。

それはさておき、台風19号は、ただいま飯山一郎じいちゃんのいる鹿児島に向かって突進中。あらびき茶でも飲みたくなったか、それとも毒ジジイを見たくなったか(笑)。

飯山一郎 毒じじぃデビュー by きのこちゃん
http://kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-6713.html

飯山一郎じいちゃん山崎行太郎センセの愛の交歓:

ヤマザラスシュトラ かく語りき
http://grnba.secret.jp/iiyama/index.html#ii09301
僕は、多数の賛同者=仲間を求めていない。僕の論考の愛読者は二、三人いればいいと思っている。だからこそ、多数派の健全な、人畜無害な言説というものを、まったく信用しないし、特定の個人を狙った多数派による「バッシング」と「バッシング報道」に、強い違和感と嫌悪感を感じるのである。飯山一郎氏が、小生のブログに感動したそうである。孤立を求めて連帯を恐れず。飯山先生、ありがとうございました。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20141006/1412535677

そんな山崎行太郎センセの最近の記事を読んでいて発見したことあり。な~んだノーベル中村はノーベル山中と同等のゲス野郎だったのか!:

日本国内の科学業界やサイエンスライター業界では「小保方博士バッシング報道」で盛り上がっているようだが(笑)…
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20141007/1412682372
中村修二と「青色発光ダイオード発明物語」の真実…
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20141008/1412733375
ノーベル賞なんて知らないよ。小生の「中村修二批判」の論考が…
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20141008/1412759375
科学発明業界の不思議。実際 に発明発見した人と、その発明の名誉の受給者は違う。山中教授のips細胞も、中村氏の青色発光ダイオードも実際の発明発見者は別にいる。山中も中村も、ただ、研究開発チームのリーダーだっただけである。

小保方博士のSTAP細胞も、笹井芳樹や若山照彦の手柄にしていたら?「小保方博士バッシング報道」なんて起きなかっただろう。笹井芳樹博士は、発明発見の栄誉を横取りせずに、弟子の発明発見として論文を発表した。そこから「小保方博士バッシング報道」は起きたというべきだろう。
至言ですなあ…。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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