「なにか細長いヘビみたいなのがいますよ~」というゲストの声に、なにごとかと行ってみると、潮の引いた浜の波打ち際に、なるほど
ウミヘビらしきものが、ゆらゆら漂っていた。

ニンゲンが渡ってくるまで、哺乳類はコウモリだけだったと言われているヤップ島の陸上には、爬虫類のトカゲは大きいのから小さいのまでいろいろいるが、まだヘビがいない。
海の中でも、わたしの記憶の中でウミヘビに類するものを見たことは稀だ。ここで説明を付け加えると、海に棲む「ウミヘビ」と呼ばれるものには、大ざっぱに二種類ある。つまり、爬虫類有鱗目(ヘビ・トカゲの仲間)に属するウミヘビ科(ウミヘビ類をコブラ科ウミヘビ亜科とする説もある)と、魚類ウナギ目に属するウミヘビ科だ。爬虫類のウミヘビのほうは、なんたってコプラの親戚なのだから、みな(噛まれると)猛毒を持っている(エラブウミヘビ、アオマダラウミヘビ、ヒロオウミヘビなど)が、魚類のウミヘビはウナギの仲間だから無毒で
美味しいかも(笑)。
さて漂いながらわずかに移動している波打ち際の
ウミヘビを追っていくと、

もう一匹いた。2匹は互いにゆらゆらしながら近づいていき、やがて絡まるように一緒になった。
もしかしたら、交尾するかも?こんな波打ち際で?
↑ ↑
まさかヤップに爬虫類のウミヘビが??? まだ、その正体について半信半疑。
思わず鼻の下がビヨ~ンと伸びかけたけれど、二匹はどんどん沖へと泳ぎ去ったのだった。そりゃそうだよね、あんなこと、ふたり(二匹)だけのほうが良いのに決まってる(笑)。
∞ ∞ ∞
あまり解像度の良くない写真を繰り返し見つつ、正体を検索しましたが…わたしの中では、これは魚類の
ウミヘビ、しかもウミヘビ科ですらなくウツボ科ウツボ属(
Gymnothorax)のシマウツボ(
Gymnothorax enigmaticus)ではなかろうかと…。ちょっと体長が長すぎ細すぎるのが気にくわんのですが、これ以上の知恵は湧きませぬ…(悲)。
・・・という次第で、タイトルに上げた「デート説」は撤回です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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