ブオイ(タイヘイヨウグルミ)の実とコプラ(完熟ココヤシの実を削ったもの)で作った
イム(iim)をもらった。
イムとは、ヤップのチマキみたいな料理法。中身はパンノキの実でもバナナでもタロイモでもなんでもいいけれど、一度調理した材料を
リーチ(センネンボク)の葉にくるみ、
チョイ(タコノキ)の葉でつくった紐で結わえて、もう一度ゆでる。
添加物なんてまったく入っていない手づくりだから、ヤップの気候では、常温では朝つくったものは夕方までが命。はやく食べねば…ルンルン♪
で、包を開いて羊羹のように切ると↓こんな感じ↓
いろんな
イムのなかでも、わたしは
ブオイで作ったのがいちばん好き。いまでも
ブオイの木はあちこちに生えているから、実を集めるのは簡単なのだけれど、イマドキのおされなヤップ人の中には、①料理に手間暇かかる②
ブオイは屁の元…とか理由をつけて、あまり歓迎しない輩も出てきた。
しかし、①料理に手間暇かかる・・・ってのは、わたしは
ブオイの固い殻を蛮刀で割れない(いちど指を落としそうになって以来のトラウマ)ので、もっぱら「食べるヒト」に徹しているけれど、②の屁の元なんて、ドンマイドンマイ(笑)、屁は健康の元!
そうそう、あの魚も食べてあげなければ…と、一週間ほど冷凍室に入っていた
ソバク(ハタの仲間)を下して、さあ、今夜はスープたっぷりの煮つけでいきますか…レモンをぎゅーっと絞って。
というわけで、気がついたら全食材(塩も海水だからね)がヤップ産。これだから、地球になにがあっても、島さえ浮いててくれればダイジョーブ!という安心感は、言葉にならないほど大きいのですヨ^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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