休暇でしばらく在の村に戻っていたチョメさんが、前触れもなくフラリと姿をあらわした。
「久しぶりだね~!ちょいと痩せた?」
「よく働いてたもん、ビールが恋しいな」
「つまみは何にする?」 「そりゃ、やっぱり刺身だぜ!」 ということで、どこからともなく魚が2匹あらわれ…(笑)
「どっちを刺身にするよ?」 小さ目の(上写真)は30センチくらいの
ヤイトハタ、 、刺身も良いけれど、ココナッツ・ミルクで煮たスープのほうが、最高に美味しいし…。
「じゃ、↓こっち↓を半身ほど刺身にすっか?」 それで、体長50センチ足らずのカンムリブダイが、ご指名を受けてマナイタに。
人手が無ければ仕方なくヤルけれど、実はわたし、↓こーゆーの↓は苦手、チョメさんの鮮やかな手つきを、箸としょうゆを用意して眺めているの一番だ(笑)。
「この包丁、研ぎが足らんぞ…」と文句を言いながら、あれよあれよとカンムリブダイは半身をとられ、大きな肝が大事に取り分けられた。
ここら辺が、やっぱり「技」なのですネ。あるいは「好きこそものの上手なれ」 ヘタがやると、内蔵を取り出すとき肝までつぶしてしまう。プルンプルンの肝を、大事に取り分ける仕草で、いかにチョメさんがこの部分を愛でているか、よくわかる(笑)。
半身を策にとって大きな肝を確保したら、残りは明日のスープ or 煮つけ用に冷蔵庫へ直行。それから皮を下にして身をそぐように切り分け、肝も同様の大きさにぶつ切りにして、タマネギのスライスと、若干の塩で身を締め(きれいな海水があれば、それで洗うのがベター)、ほんの少しコショウを振ったら、サシミ・ア・ラ・チョメの出来上がり♪
欲を言えば、レモン汁をぎゅーっと絞りこみたいところだけれど、あいにくレモンを切らしてた。
「レモンなんて、うちの村に腐るほどあるのに…」
「それじゃ、なんで持ってこなかったのよ?」 お互いブツブツ言いながらも、ビールの缶だけは、どんどんと並んでいったのでした…^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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