10月も一週間が過ぎたが、なんとなく今年は渡り鳥の到来が早いような気がしている。
8月の終わりくらいからツバメが見られ始めたし、白黒のボディに赤くて長い脚が目立つ
セイタカシギ(
Himantopus himantopus)も、すでに複数回、それぞれ別の場所で見かけた。
例によってポケット・デジカメのスナップしか撮れないけれど、なんとか↓美女さまのお姿↓を納めることができて、じぶんとしてはルンルンなのだが^^
場所はコロニアの突先のし尿処理施設のあるところ。埋め立て地が今は放りっぱなしになっていて、けっこう良い感じに干潟化している。
そんな場所で、スラッと長い脚を誇示するかのように闊歩している
セイタカシギさん、いつもの年より飛来数も増えているのではないかな…?
実はこのとき、
オグロシギ(
Limosa limosa)とおぼしき群れもいたのだけれど、なんとか画を撮れるほどには、どうしても近寄れなかった。着地しているときはまったく目立たない
オグロシギだが、飛び立つと、ハッとするほど鮮やかな白黒の模様が、背中に浮き立つ…。ああ、その姿を撮りたい!(いま持っているポケデジじゃムリだろうけど)。
さて、同じ地味系でもこちらの
ムナグロ(
Pluvialis fulva)くんは、ややフレンドリーだ。
「えっ、胸が黒くないのに
ムナグロって?」…どうやら繁殖期のオスは、胸から腹にかけて、まっ黒になるらしい(名前がハラグロじゃかわいそうだしね)。でもヤップでは繁殖しないので、そういう色になった姿を見ることはないだろうけれど(たぶん)。
「なにか、用っすか?」…マリーナの駐車場の水たまりにいた
ムナグロくん、じっとカメラ目線(?)がなんともキュート。ところで
セイタカシギや
オグロシギはその名のとおり「シギ」だけど、この
ムナグロくんは「チドリ」に分類されるのだそうだ。
う~ん、シギとチドリはどう違う???
この
ムナグロも
ダイゼンも、「シギ」の仲間の
キアシシギも、ヤップ語ではみな
クレン(k'uleng)だ。なにか良い説明がないかと捜したら、
Nature Photo Galleryさんに、こんなページがあった:
〇
シギとチドリの違い
http://www3.famille.ne.jp/~ochi/bird/shigi-chidori.html
なにはともあれ、南方へ渡り鳥の到来が早いということは、北のほうでは寒くなるのが早いのでは?と勝手に想像しているが、どうなのでしょう>>北のみなさん?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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