ヤップ近海生まれでヤップの花の名前のついた台風23号フィトウに加えて、サイパンの北には24号ダナス、そしてまた
ヤップとパラオの上空でも雲が固まりかけていて、なかなかスキッとしない空模様のきょうこのごろですが…。
高い所に登れば少しはスカッとするかもと(笑)、連日の大雨でデコボコ・ドロドロになった道にもめげず、コロニアの裏のマダデ山に行ってみた。
ハイ、スカッ(爆)
いちばん高いところでも178メートルしかないヤップ島。このマダデは150メートルをちょい超える高さだけど、それでもエッサホッサと登ってきただけのことはある見晴らしだ。東に向けば、左手にトミル平原、右手に埋立地一帯とヤップ港が見える。
もうちょっと南東方向に首を振ってズームアップ。真ん中の突先の端は、かつては
ンゴッチと呼ばれる島だった。ちょうどその島の背後から太陽が昇るので、日本統治時代の日本人らは「日の出島」と呼んでいたそうだが、今は埋め立てられて地続きになり、コロニア一帯のし尿処理施設となった。
今度は首をもう少し東北東に振ると、平たいトミルの手前に二つの小島が見える。右のが
ビイ、左のが
タラン…ここはマングローブ湿地のスノーケリング天国でもあるが、両方とも現在は無人島。
なんだか南西から雨雲がきているようだ。急いで目を北に向けると…
見えたっ!矢印の下が、ヤップ島で一番北のルムングだ。うっふっふ、150メートルちょい…でも、ちゃんと見えるんですよお^^ ただし平坦な南方面一帯と、後ろに横たわる山に遮られて西側方面の見通しは望めない。
さてヤップの高台の見晴らしはこんな感じだが、いま東京ではスカイツリーとやらが話題のようだ。あんな不自然に高いハコモノなんて、どんな大金積まれても行きたかないけどね。
そのスカイツリーについて、都立第五福竜丸展示館主任学芸員の安田和也さんという人が、
広島平和記念資料館の今月号メルマガで、こんなことを書いておられる:
634メートルという高さを誇る東京スカイツリーが話題のうちに昨年5月にオープンし、いまも連日のたくさんの観光客が訪れていると報じられている。多くの教えを受けた旧知の被爆者の方から、スカイツリーと原爆炸裂高度の話を伺った。広島原爆の約600メートルとは、ツリーの最上部の細くなったところの下から5分の4ほどの辺りだそうでそうである。その高さが妙にリアルだ。そこに巨大な火球が出現し、熱と放射線で射抜かれ、ふきとばされた人と街を想像してしまった。
私が勤める江東区夢の島公園の第五福竜丸展示館の前からも、ツリーが遠望できる。約7キロの距離だ。おもわずツリーに目を向け、600メートルあたりを確認してしまう。ツリーにこうした連想をかさねる人はそうはいないだろうと、心中苦笑しながら、館の中に据えられた大きな木造の船を見上げる。~後略~
そうか、スカイツリーには、そういう使い方があったのだね。これからは東京にお住まいの方々、東京を訪れてスカイツリーが視界に入った人たちは、ぜひ1945年8月6日午前8時15分の広島でのあの一瞬を想像してみてください。
それと同時に、
広島平和記念資料館を含め広島・長崎の核兵器廃絶運動にいだく違和感もこめて強調したいのは、あの600メートルの高さのピカドンの炸裂以上のことがフクシマで起き、人工核物質のバラマキとそれによる汚染&内部被曝での想像を絶する健康被害が、これからどんどんひどくなるという現実、それらを隠したり、無視したり、目をそむけてはいけないということだ。
このキノコ雲からは、ヒロシマ原爆のウン10倍、いやウン100倍以上の人工核物質がばら撒かれ、しかもそれにはオナラ=原爆とウンコの違いまであるんだから。
そんなウンコまみれの土地で作った作物で陳腐な餌を売りさばくような、吉野家、ワタミ、それにモスフード=モスバーガー(汝よおまえもか…)なんか、ぜ~ったいに無視るべし。誰がなんと言おうと、絶対安心なモノだけ、少量よく噛んで、ニンゲン改造に努めるべし。たとえば
飯山一郎じいちゃんのように!
〇
福島米の安全性のアピールに貢献するのは国体選手と障害者、そして地元の学童たち。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3300.html
〇
100ベクレル超えキノコ~静岡県富士市、富士宮市、御殿場市、小山町
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3298.html
〇
Dead Rock
http://alisonn.blog106.fc2.com/blog-entry-477.html
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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