ヤップ島の北西で発生した熱帯低気圧が足速に遠ざかり、お昼ころにはすっきりと晴れわたった8月9日。身のまわりではなにかと落ち着かない事象があったり、ブログを更新できぬまま、あっという間に3日が過ぎてしまった。
広島の3日後は長崎...これらの日が大きなエポックとして、毎年8月、わたしの中で作用する。とはいってもヒロシマにいたころから、「式典」に参加したことなど一度も無かったけれど。
長崎といえば、忘れられないのが↓この写真↓
この少年はその後、どうなったのだろう...
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見逃せない・ジョー・オダネル氏を偲ぶ原爆写真展・・・8/15~17
http://miyabit.exblog.jp/9256416から:
撮影者 ジョー・オダネル氏のコメントです、是非読んでください。
佐世保から長崎に入った私は、小高い丘の上から下を眺めていました。
すると白いマスクをかけた男達が目に入りました。
男達は60センチ程の深さにえぐった穴のそばで作業をしていました。
荷車に山積みにした死体を石灰の燃える穴の中に次々と入れていたのです。
10歳ぐらいの少年が歩いてくるのが目に留まりました。
おんぶひもをたすきにかけて、幼子を背中に背負っています。
弟や妹をおんぶしたまま、広っぱで遊んでいる子供の姿は
当時の日本でよく目にする光景でした。
しかし、この少年の様子ははっきりと違っています。
重大な目的を持ってこの焼き場にやってきたという強い意志が感じられました。
しかも裸足です。
少年は焼き場のふちまで来ると、硬い表情で目を凝らして立ち尽くしています。
背中の赤ん坊はぐっすり眠っているのか、首を後ろにのけぞらせたままです。
少年は焼き場のふちに、5分か10分も立っていたでしょうか。
白いマスクの男達がおもむろに近づき、ゆっくりとおんぶひもを解き始めました。
この時私は、背中の幼子が既に死んでいる事に初めて気付いたのです。
男達は幼子の手と足を持つとゆっくりと葬るように、焼き場の熱い灰の上に横たえました。
まず幼い肉体が火に溶けるジューという音がしました。
それからまばゆい程の炎がさっと舞い立ちました。
真っ赤な夕日のような炎は、直立不動の少年のまだあどけない頬を赤く照らしました。
その時です、炎を食い入るように見つめる少年の唇に血がにじんでいるのに気が付いたのは。
少年があまりきつく噛み締めている為、唇の血は流れる事もなく、ただ少年の下唇に赤くにじんでいました。
夕日のような炎が静まると、少年はくるりときびすを返し、沈黙のまま焼き場を去っていきました。
(インタビュー・文 上田勢子)
「写真が語る20世紀 目撃者」(1999年・朝日新聞社)より抜粋
1995年に出版された本では、この写真に添えられたジョー・オダネルさんの別の文章も読めるようだ:
〇ジョー・オダネル『トランクの中の日本 米従軍カメラマンの非公式記録』(小学館)
http://blog.goo.ne.jp/taku6100/e/ad1852a88b2bf542c9a7f90e9be57c52
ところで、当選したとたん、猛烈に吹き荒れ始めたバッシングの嵐に包まれながらも、もう
山本太郎参議院議員が質問趣意書を上げている:
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環太平洋パートナーシップ(TPP)協定及び日米並行協議に関する質問主意書
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/184/syup/s184017.pdf
また今回のバッシングについて、その真実と重大な決意もブログに書いている:
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山本太郎オフィシャルブログ:皆さんへ!
http://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-11587756999.html
本日の記者会見でも話しましたが、相手側の狙いは三つです。
一つ目、山本太郎の精神構造を破壊すること。
二つ目、山本太郎の信用と議員生命を奪うこと。
次が一番大切な部分です。
三つ目、汚染水漏洩問題、被曝問題、地震国での原発推進、TPP交渉参加、生活保護引き下げ、憲法改悪など、99%の人に対する切り捨て、すなわち、今一番目を向けなければいけない社会問題から目を逸らすこと。
東電福島第一の高濃度汚染水の漏洩がいよいよマズイ事態になっているなか、さて、それでは、2年半前にあれほど世間をお騒がせした「あの方たち」は、いま何処におられるのだろう?
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海外移住??日本は安全でない??!!
http://blogs.yahoo.co.jp/yuuta24mikiko/34267582.html:から
勝俣恒久会長
→日本原子力発電の社外取締役に再任(現在家族と共に海外在住)
清水正孝社長
→関連会社・富士石油の社外取締役に天下り (現在家族と共に海外在住)
武井優副社長
→関連会社・アラビア石油の社外監査役に天下り(現在家族と共に海外在住)
宮本史昭常務
→関連会社・日本フィールドエンジニアリングの社長に天下り(現在家族と共に海外在住)
木村滋取締役
→関連会社・電気事業連合会の副会長に再任(現在家族と共に海外在住)
藤原万喜夫監査役
→関連会社・関電工の社外監査役に再任(現在家族と共に海外在住)
ふう~ん、やっぱりヌッポンはもう安全に住める場所じゃないってことを、
この方々はご存知なわけデスカ?その一方で、やれ除染だ、復興だ、帰郷だと、一般ピープルを福島へムリヤリ縛りつけようとしている。
それにしても
この方々が全員不起訴だなんて、やっぱりヌッポン国って
この方々とそのお仲間だけは、
どんな犯罪を犯してもEー国なのだね(怒)。そのかわり
この方々にとって都合の悪いヒトビトは、がんがん誹謗・中傷・冤罪でやられまくりだってのに(怒怒)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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