ようやく低気圧が抜けて、2日ぶりに青空がもどってきた午後、たっぷりと水分を含んだ土に、うっかり足を取られそうになった。降ったり止んだりでたいした量じゃないと思っていたら、トータルではけっこうなお湿りだったようだ。今を盛りのイランイランの花からも、気のせいか、いくぶんしっとり目な甘い香りが漂っている。
前回に続いて良い匂いな書き出しだけれど、本題は...ためいき、はあ?
今、あちこちのブログで取り上げられている、国連の拷問禁止委員会で「黙れ、シャラップ!」と大声を上げたという、日本の人権人道大使の件。
その会議に出席していた人の報告はこちら:
〇
日本審査
http://blog.goo.ne.jp/syouji0124/e/b84956a4fd119854ed24d10427129e93
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日本の刑事司法は『中世』か
http://koike-sinichiro.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-99bb.html
「(日本の刑事司法は)『中世』」とコメントしたモーリシャスの委員に激昂してたのか、それとも日本政府とは反対の立場から傍聴にきていた(日本の)冤罪被害者らに怒り狂ったのか...?そのどっちにしても、国際会議へ一国を代表して出席しているという立場以前の、ひとりのオトナとして、この発言はもうダメダメ最低のレベルだよ。
「(上田大使は)英語は得意じゃなかった」と書かれているのが目につくけれど、ちょっと待て!
Shut up!(てめえら、黙りやがれ!)...大人から子供へ命令、または目上から目下へ喧嘩腰
Be quiet, please!(ご静粛に!)...フォーマル
↑このニュアンスの違い↑がわからず使い分けられないなんて、
国費でハーバード大学院まで留学させてもらっていながら、そりゃないでしょ(怒)。これは英語が出来る、出来ない以前の「人間性=心の持ち位置」の問題だよ。英語でこれやっちゃうヒトはロシア語でも中国語でも同じことするね。しかし悲しいかな、某国害務省やその関連筋には、けっこうこういう手合いが多いのも事実で、こんな小さなヤップにまで、アタタタ...な発言を披露しに来る御仁もw。
それにしても、この発言があったのは5月22日だというのに、日本のメディアは最初、完全にスルー。ネットを通してこの事実が広まると、ようやく日刊ゲンダイとかが取り上げ始めた:
〇
国連委員会で逆ギレ、暴言 世界を呆れさせた「人権人道大使」の正体
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8968.html
こっちのリンクもご参考までに:
〇
上田人権人道大使に見る、世界に恥ずかしい「人権外交」
http://worldhumanrights.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-9f3c.html
〇
国連が是正を求める日本の人権状況-勧告の一覧
http://hrn.or.jp/activity/kokuren-ga-zesei-wo-motomeru-nihon.pdf
もうこうなったら、ヌッポン人の一員として国を上げて「お恥ずかし~」と赤面するしかないって感じなんだけど、おそらく本人やその同類、それにコイツを任命した張本人(アベの晋ちゃん)らは、ちーっともそんなこと気にしちゃいないんだろうな(激怒)。
もうひとつは
きのこちゃんの記事で目からうろこの件:
日本にいてテレビや新聞からガンガンと
偏向 or 捏造情報に接していた人と違い、まだインターネットもつながってなかった時代の事象は、わたしの頭のなかからスポッと抜けていることが多い。だいたいのことは知っていたつもりの↓この事件↓もそう:
在ペルー日本大使公邸占拠事件(Wiki)
封殺された対話-ペルー日本大使公邸占拠事件再考/小倉英敬(Amazon)
これ読んでようやく、フジモリ「元」ペルー大統領のその後の軌跡(行動)を納得できたような気がしてきた。いや~、毎日が、オドロキ・モモノキ・イランイランの木です...^^。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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