気温や日照時間の変化がほとんどなさそうなヤップでも、花や実のなる時期がそれなりにある。5月も終わりに近い今は、あちこちで花盛りな季節、うちのまわりもいろんな花で彩られ、そこここから良い匂いが漂ってくる。なかでもプルメリアのは...ほんのりと甘く若い人向けの香りかな。
な~んちゃって書き出したけれど、本日のテーマは甘いままじゃないっす^^
まずは内田樹センセの記事:
「国民国家としての日本」が解体過程に入った
http://blog.tatsuru.com/2013/05/08_1230.php
ヤップ島の大開発を狙っている連中を含めて、地場(ローカリズム)を食い荒らしながら国境を超えて利潤を追求する「グローバル企業」というものが、よ~くわかる名文だ。そして結びがこれ:
この国民国家の解体は日本だけのできごとではない。程度の差はあれ、同じことは全世界で今起こりつつある。気の毒なのは日本人だけではない。そう聞かされると少しは心が晴れるかも知れない。
しびれるぅ~~~でしょ(なにが?)
香りはまったく無いけれど、いつもカラフル、派手に咲いてくれるブーゲンビリア。けっこうタフなマメ科らしく、たしかヌッポン国の本州でも、根は越冬できたんじゃなかったかな?あたりまえだけど、ヤップじゃ放っておいても繁ります。
ところで
onodekitaセンセのTwitterを見ていたら、2年前の3.11後のあと、国会激怒パーフォーマンスで多くの期待を集めた児玉龍彦サンのその後が話題になっていて、
https://twitter.com/onodekita/status/338555484435001344
そこに貼られていたリンクを読みに行ってみると、なんとまあ!
〇
南相馬市の400億円の除染利権と東大の児玉教授の関係。一押し企業が、利権獲得に大成功してて分かりやすすぎる。
http://portirland.blogspot.com/2012/02/400.html
〇
児玉龍彦 除染は福島で無理と認識
http://portirland.blogspot.com/2012/03/nhk21070.html
〇
福島県南相馬市に、住民を使用しての低線量被曝の研究を示唆した公的文書が存在。児玉龍彦氏の専門分野。
http://portirland.blogspot.com/2012/05/blog-post_9577.html
「こんなはした金(一戸70万円)じゃ除染はムリだから、一戸500万円の予算をよこせ」って?それで関連企業がウハウハ儲け、住民をむりやり帰還させて、自分の研究材料にする?...国会であれだけ「感動もの」のパーフォーマンスをしながら、その後、脱原発にむけた発言で話題になるわけでもなく、そういや、どうしておられるのかなと思っていたら、せっせと「除染」活動にいそしみつつ、利権企業に復興予算を分捕る活動をなさっておられたのですね、フザケンナッ(怒)...
まあまあ、アマクサギ(上左)の上品な香りで気持を静めて...。
もうひとつ、
onodekita先生の記事から知ったトンでもないこと:
〇
小5の子が書いた手紙から「ふつうの子どもが産めますか?」の一文をわからないように改ざんした朝日新聞出版
http://onodekita.sblo.jp/article/68232821.html
東海村の日本原子力研究開発機構が起こした事故といい、いまだに収束のめどの立たない東電フクイチの作業といい、わがヌッポン国は、もう完全に狂っているとしか言いようがない。やはり内田樹センセの言われるとおり、これが
「国民国家としての日本」が解体過程に入ったということなんだろうなあ...。世界同時進行で起きているこのムーブメント、はてさて、ヤップ=ミクロネシア連邦は、今後どうなりますことやら。
「みんな一緒に宇宙船・地球号に乗っかってる身、それぞれ他人事じゃないんですよネ」と、八重咲きのハイビスカスがひっそりとつぶやいた...。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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