クリスマスを控えてヤップ島は4連休に突入中(土日の連休に加えて、24日のヤップ州憲法記念日と25日のクリスマス休日)。しかしクリスマス・イルミネーションもクリスマス商戦も去年よりもさらに控えめで、一般の残念がる向きとは逆に、わたしはとっても良いことだと思う。
さて昨今の海はといえば、貿易風がかなり強まったために毎日のように波浪注意報が出されていて、それに加えてきょうは小さな低気圧まで通過中で、朝からしょぼい雨が降りはじめた。こんな状況では外洋に潜りに出るのはムリだけど、水路の中にはマンタもいるし、ナマコだって癒してくれるし...実はこのところ密かにナマコ(食)の研究?にいそしんでいるわたしには、ちょっとレアなハネジナマコを見つけただけでも、十分にハッピーな気持になれるんですね^^
...というように、同じ状況に直面しても、目の付け所の違いで前向きにも後ろ向きにもなれるってことで。
上下のチャートはすでに
ネットの世界ではあちこちで引用されているからおなじみかもしれないけれど、今回の総選挙の投票率(公称)59.3%のうち、自民党の比例選挙での得票率は27.7%、それは実は全有権者数のたった16.4%でしかないのだね。今回のアベッチ自民は、かつての
わが宿敵シンキロウ氏が率いた総選挙よりも落ちちゃってるわけだ。
それに自民党の比例得票数は、負けた前回(2009年)の1881万票から今回の1662万票へと、実に12%も減っている。前回大敗したときよりも220万票も減っているのだ!このことをしっかり頭に刻んで、これから出来ることを考えよう。
それにしてもアベッチが首相に返り咲くことで、あの2007年当時のような重苦しいフンイキが甦ると思うと憂鬱だけれど、絶望のどん詰まりに立たされると、ニンゲンけっこう吹っ切れた笑顔が持てるものです。
「馬鹿な国民が投票に行かなかったせいだ」とか、「アホのB層が騙されやがって」とか、このような結果を招いたことをいまだに他人のせいにしてブツブツ言えてるヒトは、まだ絶望の淵に自らを置こうとはせず、彼らこそが現状を招いている張本人だということを受け入れていないのだと思う。残念ながらそのようなヒトを相手にして時間をつぶすよりも、ほんとうに絶望の淵に立っていながらそれを認識すらできずにいる人々に、いかに気づいてもらえるか、そういう方向性が、これからの希望であり未来となるような気がする。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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