台風騒ぎの先週と打って変わり、この週末のヤップ島は貿易風も緩まって、穏やかなお天気が期待できそうだ。うちのノニやご近所さんのノニも、朝日を浴びてつやつやとした緑の葉を輝かせていた。
オールマイティなメディスン・プラントであるノニの木、ヤップ語では
マガルウエグと呼ばれているが、実は島にも数品種あって、上に掲げたノニの木は葉っぱが細いタイプで「一番効く」のだそうだ。残念ながら今うちにあるノニは葉っぱの広いタイプだけ、そのうちスペースを作ってこれも植えたいな...。
ヤップ島をはじめ太平洋の島々では、昔からノニは長寿と健康の素、元気で長生きしている人は、みんなノニの実を食べてきた。だからわたしもそれにあやかろうと、毎日ジュースを作って飲んでいる。だって知れば知るほどメチャクチャばかりがまかり通っている世の中だから、このまま地球に終わりがくるならばその瞬間を、もし何とか良い方向に持っていけるのならその行方を、ちゃんと見届けるまでは生きるからね!と、今朝もノニに語りかけたのだった。
ところでメディアが脱原発を選挙の争点にしないように嘘ばかり垂れ流している日本では、
園子温監督の『希望の国』が話題になっているようだ。残念ながらヤップでは観ることができないけれど、日本にいる方にはぜひ劇場へ!(
劇場情報、
ストーリー)
〇
『希望の国』オフィシャルサイト
http://www.kibounokuni.jp/
その
と園子温監督...(映画タイトルの『希望の国』について聞かれ)「
希望とはめちゃくちゃ絶望した人にしか与えられない感性だと思っている」と語ったとか。
オフィシャルサイトのコメントには、この映画を観たあとですら他人事のようなコメントを出して恥をさらしているゲーノー人もいるけれど、監督の表現を逆説的に言えば、「めちゃくちゃ絶望する感性」こそが、「希望」を生み出すのかも。だから「もう絶望だ~!」「夢もチボーもない世の中だね!」という思いができるっていうのは、マトモな感性の持ち主ってこと。そういう感覚(絶望)の中で「生きよう」とすれば、自然と「希望」が生まれます。そうならなければ、あんたの絶望はまだ口先だけさ。「絶望だ~」「投票したい候補者がいないさ~」とぼやきながら、あったかい部屋でせんべいかじってゴロ寝している場合じゃないよ!
白ネコでも黒ネコでも三毛ネコでもどらネコでも、原発を止めるネコは良いネコです。一匹でも多く
脱原発ネコを国会へ送りこむために、まわりのネコをみんな引き連れて、投票に行ってください。投票率がたったの
5%上がるだけで、日本の政治を大きく変えることができるそうだから...。
PS:オイラも
ヤップの大開発を止めるために頑張ってるよ by マンタ
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