ネットで見るニュースによると、今朝の日本列島はこの秋いちばんの冷え込みとか。11月末の「寒さ」を思い出そうとするが、いまいち実感がわかなくて、ああ祖国は遠くなりにけり...。
いっぽうヤップ島では、きのうからビュンビュンと貿易風が吹いている(だから北のほうでは「冷えあがる」んでしょうね)。青く晴れ渡った空を見あげれば、東から西へと、かなりの速さで流れる小さな白い雲。ボートから陸地を眺めると、空と海のブルーに挟まれた緑がくっきりと映えていた
(上写真はルムングのブルオル村沖から)。
こんな日の海上や海岸では、サワサワとかなりの風を感じるけれど、村の中の石畳の小道に入ってしまえば、あたりはこんもりと樹木に包まれ静寂そのもの、木漏れ日から差しこむ日の光が、美しくまわりの緑と溶け合っていた。
「それにしても、どうして人の姿を見かけないんでしょう?」
まだ日が高く暑い盛りの正午過ぎ、そんな時間帯に外を出歩くのはツーリストくらいなもので、よほどの用事がない限り、島の人たちはもう少し日がかげってから外出しますから...
(上下写真はカダイ村の石畳道)。
人っ子ひとり見かけない村の道、石と石の間に静かに歩を進めていると、足元の土の乾き具合が明らかに先週とは違ってきているのがわかる。
わが猫の額菜園のヤムイモの蔓もとうとう枯れ落ちたし、いよいよ本格的な貿易風の季節が到来したようだ。
これが南の島の季節の感じ方...です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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