木枯らし一番が吹いて秋も深まる日本列島のみなさんへ、本日はヤップ島の海の中から、キレイどころを選りすぐって参上いたしませう...
まずはグレー地の小紋に黄菊を散らしたシックないでたちの月乃姐さん(ツノキイボウミウシ
Phyllidia elegans)のご登場です。いや~学名のとおり、なんともエレガンスでございますなあ...。だけどね、ザッパな目しか持ち合わせないsuyapには、
月乃姐さんと
マルチ姐さん(
Phyllidia multifaria)、それに
梵字姐さん(ボンジイボウミウシ
Phyllidia exquisita)の区別が、イマイチよくわからないんでございますよ。ま、マルチ姐さんは紅海にしかおられないみたい?ですがね。
さて次においで遊ばしたのは...
おいおい、これがキレイどころかいって?だんな、そんなあけすけなぁ...そりゃバイカナマコはちと図体がデカ過ぎますが、アレはアレで一生懸命にやってんですから。ほら、あのフリルをつけまくった衣装を見てやってくださいましよ...ちとやりすぎの感はありますが。
ところで今回バイカを登場させたのにゃ、ちゃんとワケがありまして...
ジャッジャ~ン!ねっ、お美しいでしょう?バイカのフリルに乗っかった
美智代姐さん(ミチヨミノウミウシ
Cuthona sibogae)で~す!
この美智代姐さん、伊豆など日本の海にもお出ましになられますが、ヒドロ虫のなかでもウミシバっていうやつが大好物なようで、ふつうは海藻や岩肌についたそれらをパクパクやっておいでなのが見られます。それが今回はバイカナマコにくっついておられたってことは、バイカのやつ、ちゃんと風呂に入って身体洗ってないな...まあ、ムシもつかないようでも困りますがね。
おっと、あっしの話はどうも長くなりすぎていけませんや...
このあとはサクッといかせてもらいましょう。久々に
夜空姐さん(ヨゾライボウミウシ
Phyllidia carlsonhoffi)のお出ましです。調べてみると、姐さんがこの源氏名を頂戴してからまだ20年と経ってないんですね。でもヤップじゃけっこうお座敷がかかってますよ、季節ちゅうか流行ちゅうか、まあ波はあるようですが。
さてと...
最後は、賑やかしどころの
小揖保ちゃん(コイボウミウシ
Phyllidiella pustulosa)で〆させていただきやしょう。この妓らも日々研鑽を積んでおりますんで、いつの日にか、上の姐さん方のように、ひとりでお座敷を勤めることができるようになるでしょう。そのためにもってか、どんなときでも夢を持つことは大切でございますね。
ところで
アイ・ハブ・ア・ドリームとは1968年に暗殺された
マーティン・ルーサー・キングJr.牧師の有名な演説ですが、もう日本にゃ夢もチボーも無いよ...とお嘆きのアナタ、まだまだ諦めないでくださいまし。まずテレビを消して新聞を投げ捨て、誰がほんとうのことを言ってるか、目をカッと開けて耳をシンと澄まして考えてみましょうや。最後に、ちっとも世に倦んでおらるご様子じゃないけど
世に倦む日日さんの記事をご紹介しときます:
〇
選挙の前の風景 - 予算(税金の使途)こそ議論が必要
http://critic5.exblog.jp/19524180/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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