コロニアからやや東より~真ん中を島の北へ伸びる主幹道路は、1986年にミクロネシア連邦が「形だけ」独立したときに、ヤップ州がアメリカからプレゼントしてもらったインフラ(と、わたしは解釈している^^)のひとつで、1992年に舗装が完成した。それがその後の交通量増大や水道管敷設工事などのため、もう長いことボロボロ、穴ぼこだらけになってしまっていた。
そしていま、ヤップ州予算で行われるその再舗装を某建設会社が受注して工事が始まっているのだが...
ほとんど規制もなく車を流しながら行われているこの工事、あちこちで、ドライバーを「きゃ~~~っ!」「ひゃ~~~っ!」という目にあわせてくれる。
上の写真は、左車線をクレーンだかショベルだかの重機がふさぎ、わたしの車に先行していた工事用ダンプがいきなり右に大きく寄ったと思った瞬間、真ん中から別の工事用ダンプが突進してきたところ。右ダンプの寄り方が甘かったので左ダンプがすぐには通り抜けられず、徐行になったおかげでわたしは助かった!ここには両側から来る車両をさばく係員すら置かれていなかったが、たとえ片側通行の両端に係員がいても、お互いのサインをよく見ないで「ストップ」「ゴー」の旗をちゃらんぽらんに出していることが多いので、いずれにしてもドライバーは気を抜けない。
このほかにもカーブで道の傾斜が微妙に反対だったり(スピード出して運転してると車が吹っ飛びそうで怖いです)、三角コーンもなくいきなり10センチ以上もある段差が出てきたり...。また彼らの資材集積場では際まで木々を切り倒した結果、すぐ下のマングローブの水路に地すべりをおこしているところさえある。そしてワーカーのほとんどが出稼ぎフィリピン人で、彼らが宿舎から大挙してショッピングに出てくると、島の一般客はしばらく買い物ができなくなったり...(彼らは周囲に遠慮なくどたばたと振舞うので、アイランダーはムッとしながらも、そんな嵐が過ぎるのを気長に待つからね)。
もし、もし万一、
例の中国の大開発がヤップで実現したら、この状況の10倍100倍の現象が起きるわけで、それはそれは目も当てられない状況であることは確か。
絶対にそうならないように頑張ろう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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