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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

suyap.exblog.jp

追記あり:〇〇さんが転んだ!

翌日の昼過ぎにもなってなんですが...昨夕はまだ青い空に浮かぶ半月がとってもきれいだったので。
追記あり:〇〇さんが転んだ!_a0043520_11204588.jpg

今年は10月も最後の週になって、ようやく貿易風が強まる前の穏やかな日々がめぐってきたようだ。昨日も今日も、ときおりパラッと雨がくるものの風は穏やかで海も波静か、これからは例年通り11月初旬まで、こんな日和が続く...といいな。

さて上の写真を撮ったあとでカメラを西に向けると、沈む間際の夕日が海面を照らしていた。
追記あり:〇〇さんが転んだ!_a0043520_11205892.jpg

青空に浮かぶ月とオレンジ色に空を染める夕日...こんなにまったりとした夕暮れを見るだけで、なんだか満ち足りた気持になれるものだ。

そんな良い気分で家にもどり、昨夜は久しぶりにいろんな気になるニュースをたぐってみたのだけれど。あれれ...やっぱり転んじゃったのね、朝日と佐野さん。この一件が騒がれ始めたとき、わたしがすぐに思ったのは、最近落ち目だった橋下人気を回復すべく、去る筋の指示により三者(朝日・橋下・佐野)が巧妙に仕立て上げられたヤラセじゃないの?という疑いだ。いかに「取材力」や「文章力」があろうとも、「東電OL殺人事件」や「東電OL症候群(シンドローム)」などを発表して事件の真相をウヤムヤにしたことにおいて、わたしは佐野眞一という作家をまったく信用していない。東電(とその裏権力)に転んだ作家が天下の朝日(とその裏権力)に転んでも不思議はない:

無念を晴らすのは...
http://suyap.exblog.jp/15527889/

追記あり:〇〇さんが転んだ!_a0043520_12524671.jpg今回、橋下が週刊朝日を相手に問題とした出自については、彼自身が選挙戦術として公言もしているし、ちょうど1年前の新潮45(2011年11月号)の特集中でも書かれていたことだ。その中でもノンフィクション作家・上原善広さんの記事は、ほぼ佐野記事と同じ...というより、佐野記事のほうが上原記事の後追いだ。その上原記事はこちらで読めます:

孤独なポピュリストの原点
http://zasshi-journalismsyo.jp/pdf/12_taisho_hashimoto.pdf

そして注目すべきは、新潮45のこの号は大阪では完売したというのに、橋下はなんの抗議もしなかったということ。それがなぜ今回?なぜ週刊朝日>朝日新聞?なぜ謝罪?なぜ即効の連載中止判断?

そしてなによりかにより、そもそも、佐野眞一の記事が重大な人権侵害なら、なぜ部落解放同盟が非難声明を出さず、また現在の日本の政治家の中で最も人権問題に神経質な福島瑞穂が、この問題で佐野眞一を批判するTweetを発信しないのかとは、ブログ「世に倦む日日」さんの記事、まったくそのとおりです。

橋下徹による「部落」の政治利用 - タブーと人権の混同
http://critic5.exblog.jp/19333057/
橋下徹や右翼や翼賛マスコミの「部落差別」や「人権侵害」の語が、朝日を撃って取り込む政治のプロパガンダとして発せられている本質を完全に見落としている。
かたやパソコンのなりすましウイルスによる冤罪逮捕事件は、メディア上ではボクたち、パソコン弱いから間違っちゃったんだよ~ん♪テヘヘ by 警察...で終わってしまっており、この事件によって浮かび上がったほんとうの問題、すなわち警察による思い込み捜査&逮捕、不当な拘留、検察の調書捏造などが、まったく問われていない(表に出てこない)。

いまだにフワフワと降り注ぐ放射性物質に埋もれ、またこうしてジワジワと真綿で首を絞められるように言論と表現の自由を犯されていっているニホン、まじ、たいへんな状況なんだけど...。

本日開催される小沢一郎さんと国民の生活が第一の結党パーティの盛況を、遠くから祈っております!

追記:
1) 小沢新党「国民の生活が第一」の結党パーティには4200人(ホテルのカウント)もの人が参集したそうだ。しかし石原とち爺の「や~めた」会見でマスゴミは大騒ぎして、「生活党」のことはスルー、まったくわかりやすい面々だこと(あざ笑)。小沢さんの脱原発&消費増税停止のスピーチをどうぞ:

【2012年10月25日・都内】小沢一郎代表 挨拶・結党記念パーティー
http://www.youtube.com/watch?v=CZblQ_D59To&feature=player_embedded

とはいっても、小沢さんのスピーチがいよいよ原発のことにさしかかると、YouTubeのダウンロードが止まってしまうんだけど...。みなさんのほうは、いかがですか?

2) 上記ノンフィクション作家・上原善広さんのブログでも今回の週朝VS橋下騒動が書かれています:

橋下氏についての週刊朝日連載
http://u-yosihiro.at.webry.info/201210/article_8.html
週刊朝日の謝罪
http://u-yosihiro.at.webry.info/201210/article_9.html
週刊朝日・連載打ち切り
http://u-yosihiro.at.webry.info/201210/article_10.html
やはり橋下氏を徹底して書けるのは、ウエハラしかありえない、という真にゴーマンなオチで〆たいと思います。
なんのなんの、たいへんに期待しております!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2012-10-25 14:06 | 新聞捨ててテレビを消そう
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