サイパンの北のほうで発生した
台風19号(Maliksi)のおかげで、ただいまヤップもパラオもチュークも…
北西太平洋全体が雲に覆われてしまった。ヤップ島でも午後から断続的な雨になり、ときどき、ものすごく強い吹き降りがやって来る。
わが家に豪雨が流れ込みやしないかと心配して外を見やると、ノニの木からぶら下がっていたカボチャが、雨と風に揺られて地面をズルズルとこすっていた。あああ~~っ、あたしの大切なカボチャが!
というわけで、今夕、雨の中を急いで収穫してきましたです。
半月前に初収穫した2個は平たくて、いかにもカボチャ型してたのに、残りの3個はこのとおり下ぶくれ型。でもデカイ!
いちばん大きいの(左)が高さ?約25センチ、その次(右)が約20センチ…形がイビツなのと写真の角度で、定規をあてたカボチャの画からは寸法がわかりにくいかもしれないけれど。
いちばん小さいのが←の約14センチ。この子は成長の途中で茎がひん曲がってしまい、実の位置を少し移動して曲がった茎を伸ばしてあげたのだけれど、やはり以後は他のふたつようには大きくなれなかった。
最初の収穫のあとで、いろんな人から収穫のコツを教えていただき、その中には「収穫は早くても受粉から56日は待つように」というのがあった。それで、もう少し…もう少し…と日折数えて待っていたのだけれど、この3つは受粉してから今日でだいたい50日前後かしら?もうひとつの教えに、「果梗がコルク化して盛り上がってくるのが収穫の目安」というのがあった。前回のと同様、今回の3個も、半分くらいはコルク形成しているように思う。もう1週間以上も前から、実のついている軸(果梗)のまわりの葉はすべて枯れていた。
それにしても、カボチャの収穫の時期を見極めるのって、ほんとうに難しいなあ。太平洋戦争中、
ウォレアイ環礁で補給を断たれた日本軍は部隊ごとにサツマイモやカボチャを植えていたが、夜闇に乗じてカボチャを盗みにくる兵隊を、銃を持って監視していたと聞いたとき、「へえ?盗まれる前になぜ収穫しないのかな」と思ったものだが、今ならその状況を想像できるような気がする。「もう収穫できるかも?」と見えだしてから登熟までの時間が、カボチャの場合はじれったくなるほど長いのだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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