きのうからようやく晴れ間が広がったヤップのお天気、まだうす曇りだけど穏やかな日よりです。日中でも日陰の気温は常時28度前後、たぶん真夏日を迎えたニホンよりも涼しくて過ごしやすいでしょ^^
わが家のカボチャもまだまだ旺盛で、毎日4~6個も雄花を咲かせ...それに比べて雌花はメチャ少なくて、なんだかオスってかわいそう...。やっぱりメス一個体に多数のオスが群がるってのが自然なのかも?ニンゲン界もメスひとりにたくさんのオスが群がって競争し
(自然界では競争に加わらない自由も保障されます)、敗者は素直に負けを受け入れれば
(同じく敗者の生きる権利も保障)、もっと地球も楽になるのにね(笑)。
さて多数の雄花の花粉が競った末に、ようやく子孫を残せるカボチャどんだけど...、
この色や形の違いは日のあたり具合だけかしら?このカボチャたちは台所の生ゴミから勝手に芽を出した3個体が成長したもので、それらが全部同じ親から出た子たちかどうか、わたしにもわからない...。まあ毎日のようにカボチャのつる先を青菜として食べることができ、数ヵ月後に数個の実が収穫できれば充分だ。かつて飢えた日本軍の兵士もそうしたように、
いざとなったらカボチャとサツマイモ!これらが環太平洋地域に適した救荒作物だということが、すごく納得できる。
さて、旺盛な生命力をもつカボチャのように「命の法則」に正直に従うことを忘れ(忘れさせられ)つづけた結果が、人類を含めた地球上の全生物の不幸を招いているわけで。本能が定めた命をつなぐ行為に歯向かう...そんな(社会的=個人的)嘘にまみれた生活を変えたい・やめたい...と思ったら、まずひとつひとつその「嘘」に気づかなければ(=正面から向き合わなければ)...。そんなことを思わせてくれる映画が公開されているようです:
〇
ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳
http://bitters.co.jp/nipponnouso/fukushima.html
「問題自体が法を犯したものであれば、カメラマンは法を犯しても構わない」
と宣言する
福島菊次郎おじいちゃん、超カッコ良いです!ああ観たいなあ...。
さすがにロードショー公開中の映画はムリだけど、見過ごしたテレビ番組なら...うっふっふ、ヤップでもYouTubeなどで(その気になれば)観られます。
ただしADSLになったとはいえスピードが遅いので、1時間番組を下ろすのに9時間!もかかるから、めったに「その気」にならないのだけど、この8月6日に放映された
NHKスペシャル 「黒い雨~活(い)かされなかった被爆者調査~」、これをきのう一日かけて
ダウンロード(または
こちら)して見た。
再放送は明日(8月13日)の深夜(実質は8月14日午前0:50~1:39)、総合テレビで全国放送するみたいです。超お薦めです!
井伏鱒二の小説「黒い雨」が描く世界は誇張でもなんでもなく、ヒロシマに生まれ育てば当たり前と認識している事実。それなのに、いまだに日本政府もIAEA(国際原子力機関)も公式には放射性物質のフォールアウト(黒い雨)による健康被害を認めていない。
しかし原爆投下後すぐにアメリカによって設置されたABCC(原爆障害調査委員会、現RERF放射線影響研究所)では、「黒い雨」にあたった被災者の調査も進めており、番組でも触れられているとおり、当時その調査を担当していた
Lowell A. Woodburyさんは:
The black rain left a deposit sufficiently radioactive to cause radiation signs and symptoms in extremely sensitive individuals, and that deposit was largely washed away in the September rains and typhoon.
と、「黒い雨」となって降り注いだ放射性物質のフォールアウトが被曝障害を起こしていることに気づいた(発表した)ために、ABCCから追放されてしまった。
ところで原爆投下後の大火災によって巻き上がった煤(すす)などのため、ヒロシマ・ナガサキでは放射性物資のフォールアウトが「黒い雨」となって降り注いだけれど、それでは大きな火災を伴わない原発事故ではどうなるか?
事実、3.11の東電フクイチ事故(実際にはその他の原発からも)以来、放射性フォールアウトは白い雪に混じったり、黄色い粉になったり、普通の雨水だったり、目では見えない形で空気中を漂っていたり...日本全国、いや世界中に降り注いでいる。
ヒロシマ・ナガサキの黒い雨は、他人事ではありません。
だから今すぐにでも原発+核兵器を止めなければならないわけで、それでもこの「汚れちまった地球」から逃れられない人類の行く末は...と考えるときに、上の
Lowell A. Woodburyさんの観察がヒントをくれる。つまりフォールアウトによる内部被曝は「in extremely sensitive individuals=敏感な人たちに」影響を与える。それだからこそ、内部被曝の可能性に一定の閾(しきい)値を出すには無理があり、原発推進派を言い逃れさせてもいる。いわく『低レベルの被曝は「ただちに」健康被害はありません』と。
それでは、その敏感と鈍感の違いはどこからもたらされるのか...? このブログで何度も書いているとおり、それは各固体の「身体に悪い物質の預金高」と、「DNAの修復能力」と、それらのバランス(あるいは拮抗力)から!なのですね。
だから、日ごろから生命力を損なうようなものをできるだけ身体に入れないように、そしてDNAの修復能力を高めるようなものを取りこむように暮らしせば、放射性物質にも、他の生命力を損なうような物質に対しても、
鈍感な身体(=打たれ強い身体)を持てるというわけ。
しかもそれはお金をかけずに万人にできることでなければ意味がない!(だからこそ、「嘘」を売って金儲けしたやつらからの攻撃をうけるのだけど)
そんなヒントが満載のきのこちゃんの本の販売数が、なんと!10万冊を越えたそうです>オメデトー♪
※こういう「良いもの」を敏感に察知する能力も、生存の可否を分けるんだよね。
あはは、今回
はも、カボチャからえらい話が飛んじゃいましたけど、ま、いつものことで^^ Let's try our best!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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