「ヤップで生まれ育っていながら、こんなきれいな海があることに、今まで気づけなかったなんて...」
とは、わたしと同年代のあるホテル女将の言葉。仕事に追われる毎日の中、腰痛だの太りすぎだのと色んな問題を抱えている彼女を、ある日、ツーリストのようにボートで海に誘い出し、スノーケリングの手ほどきをしたわけだ。
「自分で見て、感じてないことは、他人には伝わらないわよね」
「そうね、島の木々の叫びを聞いて、海のサカナたちの喜びや悲しみを感じて、そこからのスタートだと思うよ、何事も」
モチロンわたしたちの会話の奥には、現在ヤップで持ち上がっている大問題、
中国資本による島占領計画があるのだった。
同じことは、ただいま島国ニホンに渦巻く原発の問題にも、その背後にある戦後の安保体制による基地問題にも...当てはまる。自然から離れたニンゲンの傲慢が、地球上のすべての破壊を引き起こしていると。
このブログではよく動物たちの言葉を載せるけれど、そういう擬人化は決して管理人の「受けねらい」ではない。森に入っても、海に漬かっても、わたしには彼らの声なき声が感じられるのだ(キッパリ!)。そんなとき、わたしはひたすら「すみません、ごめんなさい...」と心の中でつぶやき、ヒリヒリと乾いた涙を噛む。
さて...北西太平洋の端のほうの動きが、どうもきな臭い。
神浦元彰さんによると、オスプレイの強引配備は日本国外務省がオバマ政権に頼んでいるとのことだが、そういえばモリモト防衛ダイジンは防衛庁>外務省アメリカ局安全保障課出身だし。
やんばる東村高江でも強引なヘリパッド建設が強行されているという。普天間・辺野古・高江は常に一線上にある。
そして...尖閣諸島でまた強引にイザコザが引き起こされれば...自衛隊もドンパチに参加して「初めてのリアル戦争ごっこ」をやらかし、オスプレイが支援物資を運ぶってわけ?
反戦な家づくりさんの近未来予測がハズレることをひたすら祈る。ではどうやって危ない米軍にニホンから出ていってもらうか...そろそろ本気で「戦略」考えないとね:
〇
アメリカの基本認識→「日本はもうアウト」
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1192.html
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『文殊菩薩(ブログ版)』経由:内田樹「米軍のフィリピン移駐について考える」
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-894.html#more
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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