北太平洋の西の端の列島では、深く静かにしぶとく「あじさい革命」が進行中。ヤップにいるわたしも、金曜日の夕方になるとワクワク・ソワソワしながら、ゲンパツ・ハンタイと心の中でつぶやいている。この「祭り」のもうひとつの見どころは、桜田門のおじさんたちが繰り広げてくれる様々なアトラクションだ。昨夕は地下鉄駅封鎖に加えて、鉄柵という楽器を提供してくれたようだ。ゲンパツ・ハンタイ・ガンガン・ゲンパツ・ハンタイ・ガンガン...どうせ人々の声が「音」にしか聞こえないノダブー宰相なのだから、もっと音を大きくしてあげなきゃね。今回は封鎖駅を避けて少し歩いて参加した方が多かったと思うけど、タクシーに乗り合わせて「官邸前付近」に直行!という新手を編み出したツワモノも。「鉄柵」に守られてスムーズに「ど真ん中」まで行けたそうですよ。
さて前振りはこれくらいにして、本日の話題は...
ミクロネシア銀行(Bank of the FSM)の外壁付近で何か工事してるなと通りがかりに見ていたら、ある日ジャジャ~ンとこんなのが登場した。これはヤップ島で2機目のATM!ただし、まだ準備中です。
窓口で「バンク・カード(日本式に言うとキャッシュ・カードのこと)もやるの?」と聞いたら、「そうみたいよ、でも稼動するまで、もう少し時間がかかるかも」とのこと。
「でも、あなたたちとお話するのが楽しみだから、わたしはバンク・カードを作る気は無いわよ。まだチェック(小切手帳)があるし...」
そう、ちょっと(かなりか?)前のアメリカと同じく、ヤップではまだ小切手が大きく幅を利かせている。わたしも会社用はもちろん、個人用の支出のほとんども小切手帳で管理している。小切手代が1枚25セントくらいかかるけれど、現金を持ち歩かなくても良いし、毎月レポートもくるので便利なのだ。
ヤップで初めてATMが登場したのは
3年前、グアム銀行(Bank of Guam)ヤップ支店の開業時だ。ミクロネシア銀行は商店街のど真ん中という便利なロケーションにあるが、グアム銀行はそれからちょっと離れている(両銀行間は歩けば10分くらいだけど、いまどきのヤップ人感覚では「車で行く距離」)。それにミクロネシア銀行は連邦ならびに州政府、多くの地元企業のメインバンクだから、給料や支払いの小切手もここから振り出される。というわけで、一般ユーザーもまだ圧倒的にミクロネシア銀行のほうが多いのだが...。そこがATMを導入するとなると、ヤップもあっという間にバンク・カード(キャッシュ・カード)時代に突入するかもしれない。
あっ、手持ちのドル現金が足りなくなったツーリストの方々にも、困ったときの(近場の)ATMとして便利でしょうね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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