カボチャの雌花が咲いた！

日が暮れきる頃から雨が降り始め、日が昇りきる頃に止む．．．という不思議なお天気が、このところ続いている。そういうわけで昨日の満月も拝めなかったけれど、産卵のために海を目指すオオオカガニさんたちの姿は、車道上にもずいぶん見られた。

そして一夜あけた今朝、雨上がりのわが猫の額菜園では、カボチャどんや、ヤムイモのドォグくんや、ショウガさんや、サワーサップの若木が、青葉から雨の雫をしたたらせながら、活き活きと輝いていた。

今では毎日数個の雄花を咲かせるカボチャどん。今朝もひとつひとつの花をチェックしていると、わあ～～～！

初めての雌花だあ～～～！

3月中旬過ぎ、台所の堆肥用生ゴミ入れの中から小さな芽を出して、猫の額菜園に移植された3株のカボチャたち。4月の初めにはこんなだったのが、どんどん成長して葉やつるを伸ばし、6月に入ると雄花ばかり咲くようになった。いったい雌花はいつ？と思っていたら、ようやく＾＾

しかも咲いたばかりというのに、もうウリハムシやアリンコが取りついていて、ムシさんたちもたくましいなあ。

ご覧のとおり、雌花の付け根は受粉前から大きく発達していて、雄花とはぜんぜん違う。さて彼女に「活きの良いオス」をあてがってやらなきゃ．．．と、今朝咲いた4つの雄花のうち、2つを摘み取ってチョコチョコチョコ、美味しい実がなりますように＾＾

そして↓こっち↓は「彼女」のお相手となった雄花のひとつ。丈夫な子孫を残してね～！

初めは何の考えもなく植えつけたカボチャたち。その勢いに圧倒されて、他の作物が植えられなくなったという不満や後悔もあったけれど、こうして数ヶ月を一緒に過ごすと、彼らの人生（植生）にトコトンつきあってあげることが楽しくなってきている。それに今ではほとんど毎日、数本の「つる先」を提供してくれているし。

他の株にも雌花が咲くのかな？ちゃんと受粉して実を結んでくれるのかな？また少し「海草」をまいてあげよう．．．などなど、これからもまだ、しばらくカボチャとの生活を楽しめそうだ。


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