昨夜は深夜の空港お見送りのあとバタンキューと寝てしまったのだが、バラバラとトタン屋根をたたく雨音で6時前に目が覚めた。少し早いけど、まっ、良いか...と起き上がる。そういえば今日は満月だ!
大潮に近い前日の昼過ぎにもサンゴ礁が見事に干上がって、リーフエッジが陸地のように顔を出しており(上写真)、海から上がると、ボートの上まで磯臭いにおいが漂っていた。今日の午後はもっと潮位が下がり、午前と午後の干満の差は1.5メートル以上となる。
そんなに潮が大きく引くと、マンタのクリーニング・ステーション(小さなベラなどに身体の掃除をしてもらうところ)のひとつである
ミル・チャネルの
シャロウシャロウというポイントでは、マンタがクリーニングを受ける場所の水深が4メートルを切るまでになる。そんなに浅くちゃマンタも窮屈だろうと(笑)、少し潮が上がってくるのを待ってエントリーしたが、潮位のせいか、時期のせいか、遅い午後という時間のせいか...あいにくマンタはお留守だった。
それでも、このポイントでは小さなサカナがたくさん楽しめるので、ゆっくり&まったり、浅い深度のダイビングを楽しんだあとボートのほうへ戻りかけたら、こんなもの(←左写真)がユビエダハマサンゴの間に...。
???...目を点にしながら10ドル札を拾い上げてゲストを振り向くと、お互い大きく〇(オーケー)サインを出しながら爆笑となった。これはマンタを見る以上のエキサイトメントかも(笑)。
ボートに戻っても興奮冷めやらず、「誰が落としたんですかねえ...海の中には交番はありませんしねえ...これはマンタが忙しくて出て来れなかったのでお詫びに置いてくれたもんでしょ...」と盛り上がっていると、キャプテンのチョメさんもニヤニヤしながら「オレがさっき落としたのさ~♪」なんて言い出す始末。「チョメさん、そりゃ無いよ。だって、お札にはこんなに藻がついてるも~ん!」(笑)。付着した藻や泥から推察すると、どういう経緯か知らないけれど、お札が海の中に「落とされ」て、少なくとも一週間以上は経っていそうだ。
結局、この10ドル札は「海(マンタ)からの贈り物(カンパ)」として、その夜のゲストとのミニ宴会で消費されたのでありました♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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