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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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無念を晴らすのは...

まったりとしたヤップの夕焼け空を眺めながら...
無念を晴らすのは..._a0043520_2136447.jpg

今回は、気になっていた日本のニュースを、何件か書きとめておきたい。まず初めにちょっと笑える記事から:

田中康夫「にっぽん改国」:動かない、決められない「泥縄番長」
http://www.nippon-dream.com/?p=8210#more-8210  
または、
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-406.html#more
一昨年に「口先番長」と前原誠司氏に、続いて岡田克也氏に「原理番長」、仙谷由人氏に「恫喝番長」、枝野幸男氏に「詭弁番長」、細野豪志氏に「二股番長」の源氏名を謹呈するも、彼に冠した「宰相NÖDÁ」が今一つ“人口に膾炙(かいしゃ)”せず、忸怩(じくじ)たる思いを抱いていた僕は、真打ち「泥縄番長」誕生に感慨を禁じ得ません。
きゃ~はっは~、さすが康夫ちゃん、文学者は「たとえ」が上手いですねっ!

さてその泥縄番長、とうとう大飯原3&4号機の発再稼動方針とやらを、「泥縄」的に表明してしまったけれど、晴天とら日和のとらちゃんが、

野田総理が、ご意見を大歓迎しています。
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/52027334.html

と教えてくださったので、わたしも早速、こちらから、泥縄総理にメイルを送っておいた^^ この官邸のご意見フォーム、なかなかサクサクと送れますよ。みんなでドジョウ総理を泥縄から「すくって」あげよう(笑)。
首相官邸 国政に関するご意見・ご要望
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

野田よしひこ ホームページ 
ご意見・ご質問を大歓迎いたします。
E-mail post@nodayoshi.gr.jp

首相官邸内閣官房内閣広報室
 TEL: 03-3581-0101
 FAX: 03-3581-3883

野田佳彦選挙事務所(東京)
 TEL: 03-3508-7141
 FAX: 03-3508-3441
ちょうどタイミング良く飯山一郎のおじいちゃんが、文殊菩薩に週間ポストの記事を上げてくれたので、それを泥縄さんへの脅し文意見文にもしっかり引用させてもらいました~♪

[徹底追及] またまた発見!原発6基分の埋蔵電力が隠されていた 「週刊ポスト」 H24/6/15号
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-411.html#more


そして東電OL殺人事件の再審決定!の件...。
ここに至って、なぜか大手メディアはいっせいに、「東電OL」ではなく「東電女性社員」殺人事件と呼び始めたのだけれど...これが、この事件の真相をよく物語っているような気がする。

去年の記事:やっぱり「嘘」ついてたのね♪ みんな知っていたくせに♪ でも書いたように、被害者の渡邉泰子さんは売春などしておらず、(おそらく原子力ムラのエネルギー政策がらみで)謀殺された...というのがわたしの推理。以下の記事を、コメントまで丹念に読み込んでみてください:

阿修羅♪:佐藤栄佐久前福島県知事の裁判と二つの事件、日本のエネルギー政策を左右する影
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/155.html
阿修羅♪:東電OL殺人事件の被害者は反原発の為消された? 
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/583.html

渡邉泰子さんはOLどころか東電のエリート管理職だった。それを(おそらく検察+東電リークにより)マスコミがはやしたて、「ノンフィクション作家」佐野眞一が書いた2冊の本のタイトル「東電OL殺人事件」、「東電OL症候群(シンドローム)」によって、そのイメージはより強固に定着された...。それが再審決定となれば、万一将来真相が明らかにされた場合、OLという呼称が不適切であったことを咎められることを避けようとしているのか、あるいは検索で過去の記事がかからないように工夫しているのか?いずれにしても、彼ら(大手マスコミ)は何かを「知っている」。

また佐野眞一氏自身が「表題の“東電”外すよう工作された」と書いたり言ったりしているけれど、彼も知らないうちに(東電関係者に)篭絡されていたか...いや確信犯でさえありえる。だいたい被害者の家族など身近な人に一切取材もできず、なにがノンフィクションだ?

被害者の渡邉泰子さんとわたしは年齢的にも近い。そして10代後半から20代にかけて、わたし自身も極度の拒食症に陥っていた。片やエリート街道まっしぐら、片や早々と落ちこぼれたという違いはあれども、あの空気感や生存(食)への格闘という共通項を持ちあわせ者から見ると、佐野眞一氏や世の多くのオトコども(中にはオンナも!)が思い描くような被害者像は、まったく非現実的で絶対にありえない!(キッパリ)

‐ 被害者が残した手帳の筆跡は、東電提出以外の遺留品(たとえば自宅に残っていた自筆文とかで)で鑑定されたか?

‐ 渋谷円山町界隈や井の頭線でよく目撃されたという「厚化粧の娼婦」と被害者が同一人物と言える証拠はあるのか?

‐ 事件後、実母や妹が頑なに沈黙を保っているのは、東電に囲いこまれたか脅迫されたかではないのか?

佐野氏の本は両方とも読んだけれど、彼が描く被害者像には、とにかく違和感しか残らなかった。被害者に深い「感情移入」を、冤罪に問われたゴビンダさんに「同情」を装いながら、結果的に彼はその作品で「真犯人」を利した上、本の売り上げでもウハウハ!だったのではないか。ほんとうに心から被害者に入れあげているなら、真犯人を求めてもっと追求してみろってば!

今後はゴビンダさんには充分な国家賠償を受けられるよう、そして遅らばせながらも事件の真相に迫るような裁判を...願って止まない。渡邉泰子さんの無念は、絶対に晴らさねばならない。しかし、どうやったらそれが望めるのだろうか。東電+原子力ムラの闇を追求し続けることで、それが叶っていくのかもしれない。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2012-06-09 23:35 | 新聞捨ててテレビを消そう
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