ステルス戦隊パタパタレンジャーは西進中、なんたってステルスなので突然現れ突然消えマス…今回お声かけできなかったみなさん、どうか怒らないでぇ~~~ペコリ。
きのう一日降り続いた雨が去り、安宿から眺めおろすわが故郷ヒロシマの鏡のような川面には、朝日に照らされた桜並木やビル群が映りこんでいます。
(外装工事のために1泊3千円代になっている宿なので、窓の外は足場に覆われ上手く写真が撮れません。あとで外から桜を撮ってアップしようかなしました)
さて本日のステルス移動を開始するまえに、きのう大雨の中で再会できた中学時代の同級生3人との会話をメモメモしておこう。わたしを入れて4人のうち、被曝2世がふたり、わたしは2世半
(父が投下直後に市内入り)、さっそく
きのこちゃんのパタパタ弾を投下したところ、ひとりが「あっ、この本、もう買うたがね…」さすがわが友!(笑)。
午前11時に福屋の前で待ち合わせ、午後7時過ぎに名残を惜しんで別れるまで、同級生や自身の近況報告はさておき、延々延々と続いた話題は原発のこと、内部被曝のこと、発酵食品や乳酸菌づくりのこと、それをまわりの人たちにどう伝えるかということ、ニホンの政治の先行き、
あ~これからどーしたらええんかいのぉ~~ゆうことばっかり。はじめはお好み焼屋で、それからイタリアントマト
(ヒロシマにもあったんじゃね)で、ええ歳のおばさん・おじさんがゲンパツ・ヒバクのことで大声で盛り上がっておっても、まわりからシラ~ッとかトゲトゲッとかいう雰囲気がまったく伝わってこないところは、さすがヒロシマ(笑)。
↓川辺のシタレヤナギ↓もヒロシマの風景だなあ…
それくらいヒロシマ人の放射能被曝への意識は高いっつーか、放射能吸うたり食べたりしたら身体に悪いことが起きるの当り前じゃろ…という感覚なわけね。それと同時に、被曝したらそれでオワリじゃなくて、現に元気に生きとるヒバクシャもぎょうさん(たくさん)おるし!それだから、わたしらも生きんにゃいけん、それにはどうしたら良いか…という方向性を持ちやすいのかも。それにしても4人で一致したのは…原爆は投下時を最大にして放射能は減り続ける…という希望があったけれど、その何百倍もの線源を持つフクシマは、な~んにも収束しとらんどころか、まだ何が起こるかわからんで~、こりゃあ、どえらいことじゃで。
医療現場にいたものからは、なぜかヒバクシャは脂肪肝になりやすい傾向があるから、2世のわたしらも気をつけんとね…とか、世間一般には出てこないようなことも聞けた。ひとりの娘(被曝3世)は「こんな国にじわじわ殺されるのは嫌じゃ~」とすでに国外脱出中、「そういう若い人らが海外から、残る日本人に発信する時代になるかもしれんね」
↓京橋川沿い↓は素敵な遊歩道に!
「わたしも関東や首都圏におる親戚知人に『はよう帰って来んさいや』と言い続けてきたけれど、流通する食べ物を考えてみたら、ヒロシマのわたしらもそんなに安全じゃないのかもしれん。こりゃムスコにも、もっとちゃんと伝えんといけんね…」
尽きぬ話をようやく切り上げてホテルに戻ると…まるで年月を70年前にタイムスリップしたようなテレビの映像にドキッ。そういやトーキョーでも「無事にヤップまで戻れますか?」と聞かれて唖然としたけれど、こんなやらせ報道を本気で信じているニホン人がぎょうさん(たくさん)おってじゃということのほうが…わたしには怖いのぉ。
70年前の軍国少年たちも、こういう雰囲気の中で育っていったんだろうなあ…
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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