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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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ゴミの中から生まれる命

4月を迎えてうららかなお天気が続いているヤップ島、風が緩んだ日の夕方には、少しだけ蚊さんもブンブンやってくるようになった。

ところで先日、台所の生ゴミを一次発酵させる容器に移す前に少し乾燥させている箱の中をのぞくと、あららら!
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いろんな野菜クズやバナナ、マンゴー、パパイヤの皮に混じって、モヤシのようなものがひょろひょろと3本伸びていた。あなたたちは、いったい誰ですか?(笑)

トレイの生ゴミを掘り返しながら最近食べたものなどを振り返ってみると、どうやら彼らはカボチャの種からお生まれ遊ばした方々のようだった。すっすごい生命力!このまま堆肥にしてしまうのは失礼だわ...。

というわけで、その生きる力に敬意を表して、わが「猫の額菜園」にお引越しいただいてみたところ、
ゴミの中から生まれる命_a0043520_8275557.jpg

まだひょろりとはしているが、数日後にはしっかりと本葉を出し始めたものも。ご近所のニワトリさんも元気に飛びまわっているので、ワイヤー・ネットでしっかり囲ってあげている(この状態のときがいちばんニワトリさんの餌になりやすい)。

それにしても凄いな~、わが「猫の額菜園」でカボチャまでできるとは…と期待する半面、これがみな育っちゃったら、他の野菜を植えるスペースが…とちょっと心配だ。「ああダイコンを植えるスペースが…」

でもまあ、素人菜園は行き当たりばったりなところがおもしろいのであってぇ…と自分自身を納得させる^^

それにしても種屋で売っている加工された種と違って、こうやって子孫を残そうという力のある植物は強い。薬漬け肥料漬けの生産者の顔が見えない食品を「買い食い」しているわれわれニンゲンたちは、いってみれば種屋の種のようなもの、きっと生命力はガタ落ちなんだよなあ。

猫の額の広さしかない庭の片隅でも、あるいはベランダ菜園でも、台所の生ゴミ全利用の自然農法やってみると、それぞれの種が生まれ育った環境による生命力の違いをすごく感じることができるから、絶対にお薦めです。

ペットを飼っていても、そのペットの餌がニンゲンと同じ「顔なし食品の買い食い」では、飼い主と一緒に生命力は萎えちゃうよ!

とりあえず片手間にできる簡単な「生命力」培養実験・・・米とぎ汁乳酸菌を育てて発酵生活してみませんか!ノウハウは↓こっち↓にバッチリ書いてあります:

発酵マニアの天然工房

放射能吹きすさぶニホン+北半球で生き抜くには、もはや自然回帰=生命力確保しかないのだ~♪


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2012-04-03 09:28 | 猫の額菜園日記
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