アウトリーフの浅いところで、ヒメシャコガイ(
Tridacna crocea左)とシラナミガイ(
Tridacna maxima右)が仲良く一緒にいるのが見つかった。うちの桟橋の下のシャコガイたちは光の量の少なさにみな発達不良を起こしているけれど、ここにはまだ他にもたくさんのシャコガイが集まっていた。少々危険なことや面倒なことがあっても、やはり自由に生きたほうがほうが生物は強くなれるんだね。
話はぴよ~んと飛んで、日本関連でちょっとだけ良いニュースがふたつあった。ひとつは玄海原発4号機の停止によって九州電力では全原発が停まり、日本全体で54基ある原発のうち、いま稼働中のものは6基となった。順調にいけば来年3月までに全部が定期点検にはいるはず...だったよね。止ったものを二度と稼動させないように、ヤップからも念力を送り続けよう(笑)。
もうひとつは日本ではあまりニュースになっていないみたいだけれど、中国に行っていた駄目な
野だ総理がなんと、「日中間の貿易決済に、米ドルを使わず円と人民元という両国の通貨を使う制度を強化し、円元間の直接取引を行う為替市場を新設し、日本の政府系金融機関が中国で元建ての債券を発行するなど、日中間の直接の為替金融関係を進展することを、中国政府と合意した」そうだ:
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Wall Street Journal UPDATE: PBOC: China, Japan Pledged To Strengthen Bilateral Financial Cooperation
両国ともこれ以上落ち目の米ドルを溜め込むのは危険だし、米国にかわって中国はすでに日本の最大の貿易相手国になっているのだから、なにもわざわざ米ドルを使うことはないからね。
ちょっと離れたところにもシラナミガイがころんと日向ぼっこをしていた。どういう加減か、みんなこの場所が気にいっているみたいだ。数年後に汚染されたフクシマからの海水が流れいたらないことを祈る。
ばら撒かれ続けている途方もない量の放射性核種の実態を知ろうと、あちこちでいろんな人や団体が努力をしている。
グリーンピースが放射線調査チームを結成して活動しているのは広く知られているが、
山階鳥類研究所でも日本各地のツバメの巣を集めて、それに含まれる放射性物質の量や核種を調べ、それぞれの地点での汚染の度合いを調べようとしている。
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山階鳥類研究所:ツバメの巣 回収ご協力のお願い
http://www.yamashina.or.jp/hp/oshirase/tsubamesu.html
いまツバメさんたちはヤップのような南の島に渡って留守だから、空き家の巣を見つけたら協力してはどうだろう?そして気になるのは日本の、とくに関東から東北にお住まいの方々の被曝量と身体への影響だけど、嘘ばかり流す政府やマスゴミなんかは信用しないで、五感+第六感でピンとくる情報をもとに、それぞれが最善の道を探っていただけますように:
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チェルノブイリへのかけはし:チェルノブイリ症候群
http://www.kakehashi.or.jp/?p=4475
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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