先週水曜日(12月07日)の午後、
ヤップ・リビング・ヒストリー・ミュージアムのオープニング・セレモニーが予定通り行われた...とはいっても、午後2時開催というアナウンスだったから午後2時半に様子を見に行ったら、まだまだ人もばらで...(笑)。
踊りを出すオカウ村の知り合いが「うちの踊りは4時からだよ~」と言っていたので、3時半近くになって行ってみると、ちょうどエライさんらのスピーチが終わって、ひとつ目の踊りが始まるところだった。よしよしグッドタイミング(↑それでも集まっているのは関係者とわずかばかりの観光客、そんなに広くない敷地がひろ~く見えてます^^)。
さて最初の踊りはワニヤン村の女の座り踊り(
プルブット)で、名前は「ケネディ」、あの暗殺されたジョン F. ケネディにちなんで作られたもの。入場した踊り手たちが、↓これから↓ひとりずつ座っていきます。
それにしても、
いくら「もどき」とはいえペバイ(公民館)と
ファルー(男の家)が建ち並ぶ前で、女たちが踊っている様、なんか変だなあ...
(ま、しょせんイベント広場なんだって思えば...)
最近の流行にならって、この座り踊りも最後は立ち踊りで〆ていた。とくに腰を勢い良く動かす派手な振り付けには、あの世でケネディも喜んでいるのじゃないかしら(笑)。
次はオカウ村の子供~若者たちによる行進踊り(
マアス)の登場だ。
以前にも書いたけれど、
マアスは日本統治時代にミクロネシア中に広まった新しい踊りで、小笠原の南洋踊りも、実はその流れをくんでいるのだ。
そして、このオカウ村の
マアスには、なんと「タイソウ」という名前がつけられていた。そう、日本語の「体操」のことだ。1960年代から70年代にヤップで流行っていただろうと思われるローカル・ポップスが、どの
マアスにも共通する「マスタイロン・マスタイロン・ワン・ツー・ワン・ツー」という独特のかけ声をはさんで、メドレー的につながれていて、行進+フォークダンス+体操のような振り付けとなっている。
この「タイソウ」を見ていて感心したのは、どの男の子たちも、フンドシをキリッと由緒正しく(笑)締めていたこと。最近では太ももをさらすのを恥ずかしがる男が増えていて、成人した大人の男でさえ、まるでパンツのようにだらしなくフンドシを締めている奴が多いのだけど、久々に格好の良いフンドシ姿をみた^^
とまあこんな風に、ふたつの踊りと数人のエライさんのスピーチで(興味ないからわたしはパスしたけれど)、この長~い名前の、ヤップの新しい「博物館」のオープニング・セレモニーは終了したのでありました~♪
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