大雨の一日から一夜明けたカヌー・フェスティバルの3日目、まだ空に厚い雲が残っているものの、おおむね晴れ間の広がるお天気で、朝から大型カヌーの帆走レースやインターナショナル・パドリング競技の決勝、それに大人のシングル・パドリング競技などが行われた。
下は3艇の大型カヌーが帆を上げて出走したところ。それぞれのカヌーには6人から10人のクルーが乗り込んでいる。
帆上げ前の準備の違いで、出足にずいぶん差が出るようだ。下の写真左端のカヌーはまだ桟橋にいる頃から、ロープや帆柱の位置を直したりと念入りに時間をかけて準備していたが、緑の出走フラッグが上がると同時に、他艇を引き離して颯爽と飛び出した。
前日の小型カヌーに比べてずいぶん大きいので、カヌーが沖に出てしまってからでも様子がよく見渡せる(下写真)。同じコースを走っているのに、帆の向きが微妙に違うのがおもしろい。この大型カヌーの帆走レースも、小型カヌー同様、3チームがそれぞれ艇を替えて3回帆走したタイムで競われた。
こちら(下写真)は大人のシングル・パドリング。やはり子供のレースとは迫力が違うなあ。
インターナショナル・レースカヌーの長距離パドリングが戻ってきた。それに見とれる転覆カヌー起こしのデモンストレーション・チーム(下写真)。
他競技と並行して、片隅でひっそりと行われていたこの転覆カヌー起こし、けっこう時間がかかっているのだが...、今度は後ろを大人のシングル・パドリング・カヌーが駆け抜けていった。ほらほら、後ろの競技に見とれてる場合ではないんじゃないの?(笑)
なかなか起こせない転覆カヌーの作業をやきもきしながら見ているとき、はるか右手のゴール付近からどよめきが聞こえたので目をやると、シングル・パドリングの一艇がゴール直後に転覆したらしい。そして数分後にふたたび歓声があがったので見てみると、転覆したパドリング艇はパドラーひとりの力で見事に起き上がっていた。
それに比べてこちらは...お~い、頑張ってねー!(笑)
子供たちまでが心配して(?)、カヌーを漕ぎ出して近くまで様子を見にいっている。
帆柱の一方をアウトリガーに当て、もう一方を舷側に結わえて、アウトリガー側に大勢が乗って重みをつけながらテコの要領で引っ張る...らしいのだが、おお、だいぶん起きてきた?!
ようやく元に戻ったカヌーに一同、ほっ。
本来はこのあと、ゆっさゆっさとカヌーを前後に揺らして水を抜き、それから残った水をアカ汲みでかい出すのだけれど、どうやら今回はその部分を省略したらしい。起き上がったもののまだ水舟のカヌーを、そのまま引いて退場していった。
午後4時前には競技もあらかた終わり、岸壁ジャンパーズの様子を見にいったら↓このとおり↓
岸壁の上はジャンパー・キッズで大にぎわいとなっており、まだ低い潮位にもめげず、次々にジャッボーンを繰り返していたのだった。
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(1日目)
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)-陸上編
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)-海上編
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第二回ヤップ・カヌー・フェスティバル(3日目)
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第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル(1日目)
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どしゃぶりの第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル(2日目)
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第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル(3日目)陸上編
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第三回ヤップ・カヌー・フェスティバル-伝統踊り編
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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