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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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マンタ会議:海中にも広がる放射能汚染について

ヤップの海中で聞いたマンタたちの会話...
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マンタA:ニホンの大津波で流されたものがミクロネシアの東の端、マーシャル諸島で見つかったんだってね。

マンタB:そうそう、ボートや冷蔵庫も!

マンタC:そういう大きなものが海流に乗って表面を流れてきているってことはさ、例のアレもやってくるってことだよね。

マンタA:アレってフクシマで垂れ流されている放射性物質のこと?

マンタC:そうさ、俺はそれが心配でならないのだよ。いくら俺たちマンタの食事はプランクトンだといっても、それらはみな海水の中で生きている。それにさ、液体というのはすぐには混ざらないから、高濃度放射性物質に汚染された海水もゴッソリ固まって移動していると思う。その塊りのなかにうっかり突っこんでるところを想像しただけでも恐ろしいよ、まったく。

マンタB:そういやグリーンピースがやった「秋のお魚調査」では、けっこう高い数値の汚染魚が出回っているのがわかったらしいな。(画層をクリックするとpdfで見られます)
マンタ会議:海中にも広がる放射能汚染について_a0043520_19512448.gif

マンタA:ひゃ~、ニホンジンの食卓にのぼる魚がもうこんなに汚染されているのか!やっぱりブリは出るのがはやいな。

マンタB:これは序の口だよ、これからゆっくり時間をかけて底生の魚やそれを食べてるもんにも汚染が進むぞ。そして太平洋をぐるりとまわって、俺たちのところにもやってくるのさ。

マンタD子:どうしよー、あたしたちの交尾シーズンはもうすぐなのに...

マンタABC:おいおい、なにを言うんだい。どんなことがあっても俺たちは子孫を残す努力をするように、神様だかなんだか知らないお人に造られてるんだよ、な。

マンタE子:もうニホンの人たちはおサカナも食べられないの?

マンタC:危ないもんを何も無理して食べるこたあない。俺たちと違ってニンゲンは食物の選択可能範囲が広いからうらやましいよ。飯島一郎センセなんか、生玄米をよ~く噛んで食べて仙人仙女になれば良いと言っている。

マンタD子:そうね、suyapだってたまにサカナを食べるくらいで、あとはイモや米と少々の野菜でもう長いこと生きてるもんね、それにあいつ、ちょっと元気すぎるくらいだし。

マンタE子:でもニホンの人たち、これからお馬鹿なセイフがTPPに参加しちゃったら、今以上にどんどん輸入食材に頼るようになるんでしょうね、狂牛肉や毒チキンだとも知らないで。そうなったら放射能とダブルパンチで病気になって、たくさんの人が理由も知らずに殺されていくわよ。

マンタA:やっぱりこれからの世の中、価値観と発想の転換がちゃんとできるもんだけが生き残っていくんだろうよ。大事なのは「いま、じぶんは何を選ぶか」ってことだ。これからは「わかんない」じゃ済まないんだぞ、とにかく「わかろう」としつづけないと。

マンタBCDE:そうだね~、俺ら/わたしらに陸に上がって物言える口があったら、もっともっと訴えてやれるのに...。この期に及んでな~んにも考えず動こうともしないやつらは、サイコーの害悪だね。


スーパーマーケット大手5社と日本チェーンストア協会に、販売している魚の放射能検査とその結果公表を求めるオンライン署名 by グリーンピース
http://www.greenpeace.org/japan/sakana/?gv20111029

マンタのためにも、ぜひ!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2011-10-31 00:30 | No Nukes!
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