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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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ヤップのビール事情に変化が

久しぶりに店でビールを買った。

自家製ビールを作るようになってから市販のビールをほとんど飲まなくなったら、あれほど好きだった缶ビールのクスリ臭さが鼻につくようになった。外で飲むときは、あればヤシ酒、なければ主にレッド・ワインという風に、わたしの「飲み」のスタイルもずいぶん変わってきている。
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ところがちょうど自家製ビール仕込みのサイクルが途切れてしまったし、それなら久しぶりに缶ビールでも...と思いついてバドワイザー・レギュラーを買おうとしたら、これがどの店でも売り切れだった。どうやら今、島中からバドワイザーが消えているらしい。

以前はバドワイザーが枯渇してくるとプレミアム値段がつくほど、みんな必死に探し回ったものなのに、いろんな銘柄や値段のビールが選べるようになった今では、ヤップ人のビールの好みも多様化してきたようだ。それにバドワイザーのAnheuser-BuschがベルギーのInBevに買収されてから、ずいぶん味が変わった(落ちた)のも、バドワイザー離れが進んだ理由だろう。

試しに今回買ってみた上の3種類、日本製の「サッポロEBISU」が$2.05、カリフォルニア製の「Kirin一番絞り」(アメリカのキリンは上記、InBevに買収されたバドワイザーのAnheuser-Buschが製造している)が$1.45、フィリピン製の「Red Horse」が$1.60、フィリピン製ビールのほうが、アメリカ製のキリンより高いというのも不思議だけど、それにしてもビール、ずいぶん高くなったものだなあ...。

3年前の値段:
ヤップのビール ア・ラ・カルト
http://suyap.exblog.jp/7621777/

3種の中ではやはりEBISUが美味しかったけれど、1本$2.05はちと痛い。アルコール度数が6.9%もあるRed Horseは費用対効果に優れるけれど、サンミゲール系の臭いがちと鼻につく。となると、旨くもなければ不味くもない(味の変わったバドワイザーより余程マシな)アメリカ製Kirin一番絞り(日本製の味とは大違いだけど)で、しばらく手を打っておきますか(笑)。

そういえば、「お買い得感」にそそられて一時期よく飲んでいた日本製のアサヒ・スーパードライが、今回、どこにも見当たらなかったのが残念。もう入らないのかなあ...?


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2011-10-10 06:15 | ヤップな日々
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