どこかの国の政治のように迷走する台風15号のお陰で、沖縄から西日本太平洋側はまた大雨とか...また天災ならぬ人災が起きないことを祈ります。きのうからヤップでもお天気は下り坂、きょうも降ったり止んだり、たぶん明日も雨。
雨降りの日は
読書ネットが進むというわけで、あちこちのブログにお邪魔しているわけですが、最近よくコメントをくださる
f-kafkappaさんが、なんとわたしのためにギャートルズの説明をしてくださっていてびっくら仰天!それで、そちらの記事に何度もコメントさせていただこうとしたのですが、毎回エラーが出ちゃって書きこめないので、こちらで書かせていただくことにしました。
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はじめ人間ギャートルズ(ゴン)を知らない方に・・・
http://d.hatena.ne.jp/f-kafkappa/20110913/1315883851
ときどき「ギャートルズを見て石貨のことを知りました」なんていう人がいたり、5年前には週刊文春が巻末グラビアで堂々と「マンガのような」とヤップを表現したり(今になって思えばギャートルズを念頭に置いていたのでしょうね)...
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週刊文春4月13日号のヤップ記事を斬る-その弐
http://suyap.exblog.jp/3448972/
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週刊文春4月13日号のヤップ記事を斬る-その壱
http://suyap.exblog.jp/3483136/
新聞や週刊誌の4コマ漫画から園山俊二さんのお名前くらいは覚えがありますが、まさか彼がギャートルズの生みの親だったとは!しかもさっきググッてみると、もうずいぶん前に亡くなっていたのですね。
実はわたし日本でも80年代半ば過ぎまでテレビの無い暮らしをしておりまして...「ギャートルズ」のことも、どこかで耳にしたのかもしれないけれどアイハッドノーアイディア(笑)。そして90年以降は日本を出てしまったので、その後のリバイバルも知りようがなく...。だから、ときどきヤップのことを「ギャートルズのような」とか、石貨を「ギャートルズで知って」とか言われると、???でした。「子供のころ」にという人も多いので、たぶん幼児用の絵本かなにかだろうと思っていたり^^
ところで、「ギャートルズ」に石貨が出てくるところを見たわけでもありませんし、園山俊二さんに悪気があったとは思いませんけど、上記「週刊文春」のような軽~いノリで他人んちの文化=暮らし方を自分勝手にいじり、ましてそれを商売の種にしようとするような輩を見ると、わたしはほんとうに腹が立つのです。だから、日本のマスゴミが勝手に捏造したそういうヤップのイメージを「ぶち壊し」、少しでも現実のヤップを知っていただければと、毎回ウダウダこのようなブログを書き連ねています。ま、3.11以降、これから日本もずいぶん変わっていくでしょうけど。
あっ、だからといって
f-kafkappaさんにゴンママとか、ドテチンママとかいわれるのが嫌だっていうのじゃないですよ。だって現実には叶わなかったFカップ...おっとっと...うぉっほん、現実のヤップの人や文化を茶化したりいじったりするのでなければ、わたしのことはどうとでもお呼びくださいませ、そこに愛があればノープロブレーム^^
それでもって、話はぴょ~んと跳んで、↓これが↓いまTwitterで話題のシンジケート相関図です:
これは
土佐の酔鯨さんのtwitpicからいただきました:
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【ニュークリア・シンジケート図解】
http://twitpic.com/6kpalx
そして↓
f-kafkappaさん↓のところには、もっとすごい
「ニッポン原子力村」相関図と
全解剖 東京電力コネクションが載ってて!(ダウンロードして保存し、大きくしてみるといいかも)
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それでも原発はコストパフォーマンスが優れています!!だって被害弁償分は国任せで計算に入れません???
http://d.hatena.ne.jp/f-kafkappa/20110914/1315984461
こうしているうちにも...人々は静かに消えていく。身体にどんな症状があらわれようとも、内部被曝の影響はなかったものとして伏せられ、そして害になるばかりで効きもしない薬をごちゃまんと投与されて、製薬会社だけは肥え太り...人々は静かに
殺されて消えていく...。そしてどこからともなく、あの歌が...。
よく知られた
安井かずみさん訳のドナドナの歌からは伺えない2番・3番の歌詞を、ジョーン・バエズの歌でどうぞ:
♪2) "Stop complaining," said the farmer,
"Who told you a calf to be;
Why don't you have wings to fly away
Like the swallow so proud and free?"♪
「泣きごとはよせよ」と農夫が言った
「誰もおまえに子牛でいろと命じちゃいねえ
あのツバメのように誇り高く自由に
翼をつけて飛び立ったらどうだい?」
♪3) Calves are easily bound and slaughtered
Never knowing the reason why.
But whoever treasures freedom,
Like the swallow must learn to fly♪
子牛らは何のわけも知らぬまま
易々と束ねられてひね殺される
自由が欲しけりゃツバメのように
まず飛ぶ術を身につけなければ
60年代から、こういうプロテスト・ソングですら、日本ではオブラートに包まれ毒抜きされちゃってたのですね。その挙句が今...。ここでホントに子牛になっちゃわないために、何とかしなきゃ...そう、今こそ、翼をつけて飛びあがるとき。まずは
内向きには乳酸菌生活(笑)の開始、そして外向きには身の丈にあった脱原発へのそれぞれの意思表明で!
(参考までに)
上記はArthur KevessとTeddi Schwartzによる英語訳ですが、イディッシュ語原詩から類推したドナドナについては、こちらのサイトをどうぞ:
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Dana Dana / Dona Dona
http://www.ne.jp/asahi/minako/watanabe/DonaDona.htm
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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