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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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計量カップ

またまた、ずいぶん久しぶりのヤップで頑張る日本製品シリーズです。

計量カップ_a0043520_2358120.jpg「こんなときにあれがあったら良いのにな」という程度の必要性を感じながら別段とりたてて捜そうともせず、そのままになっているものがよくある。我が家では、日本時代から使い続けてきた200ccのステンレス製計量カップが頑張ってくれていたけれど、小麦粉を計って洗ったすぐそのあとにお米を計ろうとしたときなど、計量カップをいちいち拭かないとお米がくっついちゃうし...いろいろ面倒ではあった。

それが、たまたまヤップで一番フロア面積の大きいYCAストアで買い物をしていたとき、丈夫そうなポリプロピレン製計量カップがふと目に入り、手に取ってみると、なんとこれが日本製で、$1.90だった。
計量カップ_a0043520_23582259.jpg

カップの裏に貼られたバーコードタッグには、イノマタ化学、大阪府境市とあったので、すぐに最近話題になっている大阪・モノづくりのイメージが頭に浮かんで、小さな町工場で頑張っている人たちのことを想像してしまった。これは買うっきゃないでしょっ!(笑)

試しに検索してみると、ちゃんとホームページもありました>イノマタ化学株式会社!その製品情報によると、わたしが買った計量カップの希望小売価格は165円相当らしいから、今の円高を考えると、ヤップで$1.95というのは、ちょっと良心的(過ぎる)かも。

計量カップ_a0043520_23591654.jpgところで、てっきり200cc用だと思っていたら、なんと目盛りは300ccまであった。製造所まで確かめながら、肝心なところを購入前にチェックしていないというのも、いかにもわたしらしい(苦笑)。カップの中ほどには一合(180cc)の表示があるけれど、こんな位置では合単位で計るのは難しく、しかもいちばん出番の多い200ccすら、「すり切り」で計れない。表示はすべて日本語だから、輸出用とも思えないし...。わたしが住んでいたころの日本で、300ccの計量カップなんて売ってたかなあ?

とはいえ、計量単位にちょっと(かなり)不便はあるものの、そのボディの厚み、注ぎ口の角度、取っ手のサイズなどなど、すべてに使い心地が良く、これなら明日、もう少し買い占めちゃおうかなと思っているわたしなのだ。大阪の&日本のモノづくりが、これからもクウォリティ・ディファレンスを維持しながら、世界に向けて元気に活躍していくことを祈りたい。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2011-09-16 23:37 | ヤップで頑張る日本製品
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