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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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ごきぶり退治にも米研ぎ汁乳酸菌

ごきぶり退治にも米研ぎ汁乳酸菌_a0043520_13461145.jpg我が家が、ネズ公やゴキやらクモやらゲッコーやらの共用住宅でもあることは、何度もこのブログに書いてきた。木造トタン屋根築ウン十年、しかも熱帯の...古い家だから、これも仕方がないと受け入れてきたのだけれど、米研ぎ汁乳酸菌との共同生活を始めた今、彼らとの暮らしにも変化が出てきた。

毎日、朝に晩に思いつくたびに、スプレー容器に入れた米研ぎ汁乳酸菌液を、シュッシュッシュッと家の隅から隅まで吹きかけるようになって早1ヶ月、天井の四隅に陣取るクモさんたちにも吹きかけていると、な~んとなく彼らの旺盛な住宅建築活動がスローダウンしたかなという気がしている。

そして昨夜、天井近くの壁にへばりついているゴキさんを見つけたので、こいつにもシュッシュッシュッとやってみた。すると...思いがけぬスプレー攻撃に、飛ぶか走るかしてすぐに逃げるかと思いきや、あれまあ、じっと固まっている!

ごきぶり退治にも米研ぎ汁乳酸菌_a0043520_13462119.jpgこっちも面白くなって(どSかも?)、さらにシュッシュッシュッとやっていると、だんだんに触覚がしおれてきた。殺虫剤噴射でさえへこたれない、あの強靭なゴキがですよっ!

ゴキブリ退治には台所洗剤が良いと聞いたことがある。洗剤も、乳酸菌液の「酢」も、ともに「油」を溶かすので、アブラムシとも呼ばれるほど体表を「油」に覆われた(ほんとうか?)ゴキブリは、大量の乳酸酢を浴びて、動けなくなったのかな? 用もないのにあまり殺生をするのは好きじゃないので、そのまま放っておいたら、今朝にはもう姿が見えなくなっていた。あのままご臨終になり、ゲッコーさんの朝ごはんとなられたのか、それとも息を吹き返してどこかに去ってしまわれたのか、真相は不明だが。

ところで、本日は6月23日である。

あの敦賀のもんじゅ菩薩の運命の日となるかも...なのだ。

livedoorニュース:もんじゅ、23日午後にも装置引き上げへ
http://news.livedoor.com/article/detail/5655696/

高速増殖炉って何ですか
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/fbr1.html

どうか、どうか、何事も起りませんように...。


3.11以来の、夜もまともに眠れなかった悪夢のような日々がよみがえる。

閲覧しているメルマガのひとつ、PUBLICITYより:

原発に夢中06~点と線と面
http://melma.com/backnumber_163088_5216434/

にリンクしてあった、6月11日のTBS報道特集を見た:

「福島原発作業員が実名で語る“過酷”」
http://www.dailymotion.com/video/xj8m3f_yyyyyyyyyyyyy-yy_news

よく言われていることだが、原発で働く作業員たちは孫受け、ひ孫受け、ひ々孫受け...数十万円あったはずの日当が、中間でどんどん「抜かれ」、末端では手取り1万円未満、しかも彼らが被曝の末に発病しても、ほとんど労災認定されないという現実。こういう人々の搾取の上にようやく成り立っている原発が、この国の明るい将来を築けるはずはない。

東京電力の安全ブリーフィングでは自分の健康は「自己管理」せよとまで言われ、「(暑いときは、マスクは)ちょっと開けるくらいならいい」とも言われ、まだ給料をいくらもらえるかわからない...。

1960年代末から稼動してきた日本の原子力発電所で働いた労働者のうち、被曝が原因と見られる病気になっても、今まで労災として認定されたのは10人のみという。そして驚き記憶しておくべきことは、そのうちの9人は、5年間で100ミリシーベルト以下の被曝で発病していた(そして、労災認定された)のだ!

また、法律では年間被曝量が5ミリシーベルトを超える環境で労働したことが証明できれば、労災として認定されるとあった。それじゃ、福島の子供たちはどうなるの?子供にとっては、通学は労働のようなものでしょ?まして「義務」教育でしょ?どうして大人の労働者の労災認定される被曝許容量が5ミリシーベルトで、子供が20ミリシーベルトなんだ?

ともかく、今まで(意図的に)無視されてきた、あるいは見えなくされてきた、原子力発電所で実際の過酷な労働にたずさわる人々のことが、もっと明らかにされなければならない、知ろうとしなければならないと激しく思った。

PUBLICITY:原発に夢中06~点と線と面より:
(鎌田慧は)「原発に反対してきた、といっても、なんの言い訳にもならない。それは敗戦のあと、戦争には反対だったんだ、と弁明するのに似ている。結局、戦争を止める力にはならなかった」とも書いている。

http://gyazo.com/cbb2481883aca2653553c088200db091.png

なるほど。こういうものだったのかもしれない、戦争に負けた後の気持ちは。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2011-06-23 10:46 | No Nukes!
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