嵐の一夜が明けても、まだ嵐は続いていた。大家さんのバナナもけっこう倒れていたけれど、まだパパイヤはどれもしっかり立っているので、わたしが寝ている間も、風はそんなに強まらなかったのだろう(変な観測ポイントですけど^^)。
そしてこの嵐は、いつのまにか熱低から台風2号(日本の気象庁だけの呼称)=ソングダー(Songda)に「昇格」なさってた。ちなみにソングダーというのは、ベトナムの北西にある川の名前らしい(
台風の番号と名前)。
それにしてもすごい降りで、強い雨が断続的に降り続け、家の窓から観察すると、海岸近くではまだ毎秒15メートルくらいの風が吹いている模様。風向きは昨夜(今早朝)より南よりになっているので、うちの桟橋やボートは大丈夫だろうけど、そろそろ見に行ってみようかと思っていると、スタッフのTがドアをノックした。
チョメがいない中でのボート避難という大役をこなした責任上、彼もボートのことが気になっているらしい。
ありがとね~♪
それで、↑桟橋↑も、↓ボート↓も、しっかり大丈夫だったし、風向きも南南東から南の間で振れているので、うちのボートや桟橋に関して状況が悪くなることはなさそうだけど、今日はこのまま様子を見ているしかない。この調子で台風がゆっくり移動してくれると、明日のうちにボートを桟橋に戻せるかどうか...。午前中一杯お昼過ぎまで、風や雨は弱まるどころか、心なし強まっているような感じだった。
南南東の風の抜ける↓ガニール橋の外側↓では、たくさんの大ウサギが飛び跳ねていて(風で白く波立つのをウサギとも言う)、ときおり橋の上にも白いしぶきが上がっていた。そこを時おり車が通る。
↓こちら↓は道路側から見た光景。白い煙のような波しぶきが見えますか?上がった波しぶきを、風がほぼ水平方向に噴霧しているので、通る車はもちろん、おもしろがって停車して写真を撮ってるわたしの車も潮まみれ。これだから島の車はすぐに錆びちゃうわけです(笑泣)。ガードレールの近辺には、波に打ち上げられた藻や海草の切れ端がたくさん貯まっていた。
さて気になる台風2号(ソングダー)の動向だけど、↓
午後3時30分の衛星写真↓を見ても、あちゃ~、ヤップ島はまだ台風の雲の中に埋もれてる(↓写真↓の真ん中、ヘソのように見える点がヤップ)。
Joint Typhoon Warning Centerによると、今朝10時の時点ではヤップ島の西北西約100キロのところにいた台風が、午後4時には同じく西北西約200キロ弱の地点にいるのだと。時速16キロというノロノロしたスピードで、どんどん勢力を増しながら移動中。
午後4時をまわった頃から、まだ空はどんより曇っているけれど雨が弱まってきて、そのうちピタッと降り止んだ。しばらくして、午前中から不通になっていた携帯が鳴った。
ボート、大丈夫か?と、昨日からルムングに足止めされていたチョメ。雨風を押して戻ってきてくれたみたいだ。
ありがとね~♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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