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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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リスクファクター

連休すぎて暇~してると、同業者からヘルプの声がかかった。これから再圧チャンバーをまわしにヤップ病院に出動です。
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それにしても、減圧症と内部被曝による放射能障害の発症の仕方って、つくづく似てるなあと思う。もちろんたくさん窒素を溜めこめば(減圧症)、あるいは体内に放射性物質を溜めこめば(内部被曝障害)、発症の確率は上がる。しかし、ほんの少量の溜めこみでも発症する可能性もあるし、いつなんどき、誰にそれが出るかわからない。明日はあなたかも、わたしかも。それに万一、発症しても、それが公共的に明らかにされることはほとんどない(レジャー・ダイビング界においても、これから日本で広がる放射能障害地獄においても)。しかし、溜めこむ側のリスクファクターはある程度わかっており、それらを改善することで、発症の確率を格段と下げることも可能なことも一緒。

レジャー・ダイバーにとっての減圧症は潜らなきゃ出ないのだし、ダイバーやってる以上、誰でもそのリスクを受け入れて潜っているわけなのだけど、放射能を自ら「引き受けた」ものはいない。しかし、放射能をバラまいた側がなんの手立てを提供する気がない以上、そして内部被曝が知らず知らずに広がっている以上、それぞれが自らのリスク・ファクターを下げる努力をしなきゃってこと。でも安心しましょう、その努力は必ず報われます。放射能との「共生」ノウハウについては、今度もまた時間のあるときに。

以下、フクシマの現状認識に役立つ2つのリンクを貼って、いざ、チャンバー・オペレーションに出陣します:

ふじふじのフィルター:納得できるアーニー・ガンダーセン博士の仮説:3号機は核爆発
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/3-9340.html

中鬼と大鬼のふたりごと:文科省ようやくWSPEEDI予測値(広域汚染状況)の一部を公表:東京もチェルノブイリ第三区分入りが濃厚に
http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-49.html


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2011-05-14 09:25 | No Nukes!
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