ブログトップ | ログイン

ミクロネシアの小さな島・ヤップより

suyap.exblog.jp

信じられない!

信じられない!_a0043520_10295953.jpgもう4月も末近く、のどかなダイビング日和が続くようになった。3.11の地震・津波・原発「人災」のあと、海外はもとより沖縄でも大量の予約キャンセルが出ているという。状況や事情からしてそれも仕方がないこととだろうけれど、誤解を恐れずに書けば、ちょっと気晴らしに出られる状況にある人が旅に出るのは良いことだと思う。とくにふだんより多めの放射性物質が飛び交う地域に住んでいる人にとっては、その地からちょっと遠ざかるだけでも、身体がほっとひと息つけて免疫力も高まるし。

被災地でいまなお厳しい毎日をお過ごしの方々には心よりお見舞い申し上げ、ヘタな写真ですがヤップのサカナたちを眺めてチョコッとひと息ついていただければと願いつつ...みなさま、それぞれのゴールデンウィークを、それぞれの場で、充実してお過ごしくださいませ~♪

信じられない!_a0043520_10303424.jpgそれにしても東電福島第一原発の放射能垂れ流しはまだまだ長く続くわけで、しかも公正な情報はほとんど開示されず、放射能被曝への対策も後手後手で、世界の心配は増すばかり。

とくに学校内で高い内部被曝の危険に晒されている福島の子供たち、先生らはいったい何してるんだ~みたいなことを以前書いたけれど、ようやく先生からの声が出てきた:

エネルギーシフトと子どもの未来のために :「Twitterでつぶやいて!」福島県の教員の訴え
http://newenergy-hideinu.blogspot.com/2011/04/twitter.html

このように、子供たちに接する先生ですら匿名でしか声を挙げられないという悲惨さ、政府も学校も、子供を守ってはくれないということを、親御さんははっきり認識しましょう。

いったいどこのといつが、どういう了見で、子供がガンに侵される危険を20倍にまで(実際の危険性はそれ以上だけど)引き上げたんだと思ってると、出ましたネ、そいつらの正体:

低気温のエクスタシーbyはなゆー:子供の年間被曝量の大幅引き上げを決定したのはたった2名の合議!
http://alcyone.seesaa.net/article/198086063.html

そして、免疫細胞を破壊して遺伝細胞を傷つける放射線から第一に守られなければならないのは、細胞分裂が活発な胎児~年若い者たちと女性たちというのは、「放射性物質」を扱うものの常識であり、これを知らなければ各種の国家免許も取れなかったはず。ああそれなのに、天下のトーデンはこんな体たらく:
東京電力福島第1原発事故の復旧作業に当たっていた50代の女性社員が国の規制値を超える17.55ミリシーベルトを被ばくした問題で、東電は27日、「対応が不十分だった」と陳謝した。経済産業省原子力安全・保安院は同日、東電を厳重注意し、原因の究明とともに再発防止策を5月2日までに報告するよう指示した。

東電によると、女性の被ばく量のうち、放射性物質を体内に取り込んだことによる内部被ばく分が13.6ミリシーベルトと高かった。女性は事故発生後、作業員が待機する「重要免震棟」に詰めていたが、ここで内部被ばくしたと見られる。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「事故発生からしばらく重要免震棟の対策が十分ではなく、マスク着用にいたっていなかった」と釈明した。東電が18歳から50代までの女性19人を原発敷地内から退避させたのは3月23日。今回被ばくが判明した女性社員を除く2人は検査中という。【阿部周一】(2011年4月28日 01時02分 毎日JP)
法律では女性の職業被曝限度は3ヶ月間で5ミリシーベルト以内とされているにもかかわらず、事故後も原発内施設で女性を(しかも18歳から!)働かせていたなんて、とても信じられない出来事だ。もし彼女ら自身が将来病気になったり、妊娠や出産、産まれた子供らに問題が起きたら、ちゃんと労災として認められるのだろうか?

こっちの記事でも触れたけれど、まだまだたくさんの女性が原発のまわりで働いていそうだ。彼女らはそのリスクをちゃんと理解しているのだろうか?とてつもない被曝環境に女性がいたこと自体も意外だと京大の小出裕章先生も驚いておられる:

4月27日 情報公開の約束は果たされていない
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/04/28/tanemaki-apr27/

まだ軍隊こそ出ないものの、25年前のチェルノブイリ事故のときにソ連当局がとった対応にそっくりと思える、現在のニホンのオーソリティら(政府+経産省&原子力不安院+東電を初めとするニホン原子力ムラ+マスコミ)の、情報秘匿&内部被曝軽視の対応から身を守るために、やはりチェルノブイリの事例から学べるものが多いだろう:

チェルノブイリ・百万人の犠牲者
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/753.html

チェルノブイリの少年たち
http://www.asyura2.com/0311/genpatu1/msg/232.html
※広瀬隆さんの本から書き起こしたもののようです。

学問を見失い、迷走する環境論議 [槌田 敦] 98.5.24
http://www.asyura2.com/0311/genpatu1/msg/243.html

環境における人工放射能50年:90Sr、137Cs及びプルトニウム降下物
http://www.mri-jma.go.jp/Dep/ge/2007Artifi_Radio_report/Chapter5.htm

そして、現実に被曝量が増えている世界で安心して生きるためには、被曝しても病気にならない体づくりの情報シェアも大事ですネ:

原爆(放射能)に勝った玄米と味噌汁
http://caregohan.jp/power/
※ここで紹介されている平賀佐和子さんご一家にわたしはリアルでお会いしたことがあります。どんなに被曝したからって、もう人生「終わり」じゃないってこと、そこからのスタートがあるってこと、しっかり受け止めましょう。
※だからといって、放射能を浴びても良いってことじゃないよ。できるだけ被曝量を減らすことも、これから生きていくニンゲンとしての義務。

最後にツイッターで拾ったコレ、
三原順「Die Energie 5.2☆11.8」より
http://twitpic.com/4q0mn4
※30年近く前に描かれた漫画です。まるで今のことのよう...

うわっ、↓読売新聞だって昔は人工地震記事のオンパレードだったんだあ(笑)↓
だいだいこんの日常に溢れる陰謀:人工地震の歴史を振り返る その3 ~読売新聞戦後紙面より~
http://daidaikonn.blog27.fc2.com/blog-entry-416.html


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。


ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html

Twitter
by suyap | 2011-04-27 14:10 | No Nukes!
<< 日本製焼海苔が半額! ヤップ・カバーンズの顔 >>