こんばんは、ヤップから毎回、原発関連の記事ですみません。コメントへのお返事も滞ってて…、実はちょっと引きこもり気分というか、ただいま、あまりクリエイティブな状態じゃありませんね、わたしのオツム。
まあそれはともかく、
カンからか~ん政権は、原発推進派現職をたくさん当選させた統一地方選が終わったとたん、フクシマ原発人災事故のレベルを、チェルノブイリと同じ
レベル7にしたそうで、何をいまさら…というか、被災防止を第一に考えたら、初期の段階で安全をとって広範囲の避難、それから状況に応じて避難範囲を特定していくってのが、原則じゃないの(怒)。原発の状況が予断を許さないってことは、ヤップにいるわたしにだって初めからわかってたし、もう3月14日の段階で、ほぼメルトダウンしていることを知る人は知っていた。とくに、こんな写真を見たあとではね:
〇
Fukushima Reactors
http://www.houseoffoust.com/fukushima/fukushima.html
(いまごろになって東電が公表した写真よりもハッキリ見えてる)
ねえ、カメの肉、もう食べられなくなるのな?
と、ヤップの友人T君は、フクシマから流れ出る人類初体験の膨大な放射能入り排水の、海産物への心配している。カメさんだけじゃなく、食物の大きな部分を海に頼ってきた太平洋の民にとっては、フクシマ原発がもたらす海洋汚染は、空気に混じる放射能より切実だ。ここまで腐ったシステム(官僚)とそれに操られた政府を変えられなかったことが、日本人として申し訳ない。
すでに数年前から、↑マグロ↑さんたちも深海に沈んだ水銀など重金属を体にたくさん含んでいるから、妊婦は毎日食べちゃダメだよというお触れが国際機関から出ているし、そこにきてウランくんもプルトくんも重金属な上に放射能を持ってるし。どっかの「学者」センセが、プルトニウムはそのうち深海に沈むから害はそんなにないと言ってたけど、
あんた、ヴァカですか、アフォですか、この嘘つきめ、消えてください(怒)
ペンギンの枝野サンは、「チェルノブイリ原発事故と違い、事故による直接的な健康被害は出ていない。これからも健康被害を出さないようにする」と言ったとか、
あんた、ヴァカですか、アフォですか、この嘘つきめ、いますぐ議員辞めてください(怒)。カンからか~んは言うまでもなく。
これを読んでいるみなさんはもうご存知だと思うけど、放射能の影響には
外部被曝と
内部被曝があって、放射線(おなら)を発生する物体(うんこ)にあまり近くない人(つまり、おならの臭いがしないほど離れていると)、
外部被曝の心配はないけれど、うんこが目に見えないくらい臭いもしないくらい小さなチリになって飛散して、口や鼻や目や耳や怪我や化膿で破れているところから体に入って、ジワジワと影響を及ぼす
内部被曝のほうが、よほど深刻で恐いのだ。
というのは、
外部被曝(主な被曝は中性子とγ線)の場合、ある一定の線量を越えると症状が出るという
閾値がある(『非確率的影響』)のに対して、
内部被曝(主な被曝はα線とβ線)の場合は、体内の核種(入ってきたうんこのチリ)の
量が増加すれば健康被害の確率も増大するという『確率的影響』、つまり体内に取り込んでしまった「うんこのチリ」の量に比例して、健康被害が出る確率も変化する。だから、
いかにして体内に放射性核種(うんこのチリ)を取り込まないようにするかという工夫
が、とくに放射能のたくさん出てくる初期の段階ほど大切になってくるのだ。つまり、1)うんこを飛散させながらおならしている人の側からできるだけ遠くへ行き、2)うんこのチリは風で飛んでいくから、風向きと動き(地形)に注意をし、3)まだうんこのチリが舞い飛んでいる恐れのあるところでは、口と鼻(主に)+目、耳、傷口などからそれを入れないようにし、4)うんこのチリが降り積もっている場所で産した動植物&水を摂取する場合は、その量を把握して判断する、それでも、
世界的に、そして
確率的に、これから地球上の生物の健康被害は、Fukushimaから出た放射能によって、また確実に増えていく。
環境における人工放射能の研究2003
今回、カンからか~ん政権はようやくフクシマ原発人災事故の被害をチェルノブイリ並のレベル7に上げたわけだけど、国際放射線防護委員会(ICRP)の本来の安全基準だった一般人の
年間1ミリシーベルトという被曝量を、いまでは20倍に引き上げている。そのICRPだって、実は原発推進勢力とズブズブの国際原子力機関(IAEA)とキョウダイ関係にあり、つまり「原発はクリーンで安全なエネルギーです」という宣伝をする立場もあるので、その基準も
内部被曝の危険性にはあまり考慮していないといわれている。そんなICRPですら本来は<1ミリシーベルト/年>といっているのだから、その20倍まで浴びて良いよって日本政府が言うことがいかにクレイジーなことかよくわかる。放射線疫学の研究者の間ではもっと細かく緻密な理論があって、様々なリスクファクターによって、発ガン率などの危険性はICRPの予測より10倍以上になるという説もある。
だから用心するに越したことはない、ということなんだけど、この放射能くん、タバコの煙よりタチが悪いよね。だって見えないし(細かいのはだいたい0.1μといわれている)、臭わないし、普通に暮らしていてずっと危機感を維持するのは、なかなかたいへんだ
(わたしも先週日本に行ってて、つくづくそう思いました)。だから個人的にどこら辺で手を打つか、その許容範囲はそれぞれ違っていて良いと思う(ただし放射能の影響をより強く受ける細胞分裂の活発な乳幼児、成長期の子供、妊婦は別の話)。
しかし注意しないといけないのは、どれだけの放射能環境を受け入れて生きるかというのは、それぞれ個人の選択であって、ぜったいに政府や第三者が決めることではない。だから
これくらいなら安全ですなんてことを、政府や公的機関など「権威」をもつ立場の者が言ってはならない。政府を含めそれら公的機関は、人々ができるだけ賢明な判断ができるように、粛々と正確で公正な情報を提供し、この人災事故で生活の場を大きく変えざるを得なくなった人々のサポートに徹するべきだ。
ところでタバコ喫煙者がガンになる確率は一般的には喫煙歴と吸った量に比例するが、それだけじゃない要素も高いのと同じく、放射性核種(うんこのチリ)を体内に取り込んでしまった場合に障害の出る確率、も、
体内量に比例するだけではなく、個体差が非常に大きいということがわかっている。だから放射能を今たくさん取り込んだからといって、それこそ
ただちに悲観してパニクッたり落ち込んだりしなくても大丈夫ということ。北半球に住む生物はこれから長いこと、大なり小なりちょっと多めの放射能と一緒に生きていかなければならないのだから、わけのわからないインフルエンザにやられないような体を作るの同じく、わたしたちの体のほうを、放射能と共存できるようにしていけば良いという発想を持つことが、これからは大事になってくる。
それじゃ、どうやったら放射能フリーな体になれるんだってことだけど、以前にも紹介した広島・長崎の被爆者の例がたいへん参考になると、実際に広島でそうして生き延びた人たちを見ているわたしは思っている:
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原爆で被爆しても原爆症の出なかった人たち
http://twishort.com/acl8e
な~んだ、ご飯(玄米がベスト)と味噌汁にお漬物(+梅干)、由緒正しいニッポンの食卓じゃない!上の例などをヒントに、
飯島一郎さんの『発酵菌で放射能と闘う!運動』(発酵菌運動)も参考にしながら、これからの新しい生活を想像(+実践)するのも楽しいですネ。放射能どころか、他の病気からも解放されちゃうだろうし。今回の原発人災事故はとんでもないことだけれど、起きてしまったことはもう取り返せないのだから、それをいかにダイナミックに逆手にとって生きられるかということ、ひとりひとりの価値観、ライフスタイルの転換が求められるのでしょう。
災いを転じて福となす
これからはまるで、旧約聖書に出てくるノアの箱舟のよう(気づいて実践した者だけが生き残る)だと思うのだけど…
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憂いの果てに:ノアの方舟にみる大洪水への警鐘
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-221.html
それにしても揺れ続ける日本列島で、いまだに↓こんな悪さ↓を無邪気にしている連中がいるってのを知ると、とっても気になりますが:
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「人工地震」のふるさと:「地下深部掘削船ちきゅう」の開けた「墓穴」の数々
http://quasimoto.exblog.jp/14593173/
でもまあ現実の生活の中ではできるだけ悲観的にならず、かつ大きな意図を持って喧伝してくる大嘘つきにも騙されず、以下のリンクでも読んで、エコ・ローカルで堅実なライフスタイルを、それぞれが模索していきましょう!
エコ レゾ ウエブ
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緊急会議 田中優×小林武史 (1) 「今だからこそできる話がある」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110318_4983.php
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緊急会議 田中優×小林武史 (2) 「新しいエネルギーの未来」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110319_4986.php
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緊急会議 飯田哲也×小林武史 (1) 「エネルギーの世代交代」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110407_5007.php
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緊急会議 飯田哲也×小林武史 (2) 「なぜ原子力を選んだのか?」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110408_5008.php
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緊急会議 飯田哲也×小林武史 (3) 「僕らは今、何をすればいい?」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110409_5009.php
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緊急会議 飯田哲也×小林武史 (4) 「新しい時代へ向かう意思表示を」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110410_5010.php
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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