まだ
怪しげな格好で日本滞在中です。昨日は用事で本州西の方へ日帰りしたのですが、マスクをつけている人をほとんど見かけませんでした。しかし明日からは用心したほうが良さそうです。
左のチャートは、日本の気象庁が観測したデータを元に
ドイツの気象局が作成した、4月5日午後9時頃の放射性物質拡散予測だそうです。なんと日本の気象庁は、国際原子力機関(IAEA)の要請によって、3月11日から毎日、拡散予測を計算して各国に提供していたと。どうして日本国内には知らせてくれないのでしょうか?
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武田邦彦:原発 緊急情報(47) 汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ
http://takedanet.com/2011/04/47_afa2.html
今朝出かける用意をしながら時計代わりにつけていたホテルのテレビから、「放射線を当てるとガンがなおっちゃうんですね」とか、「少量の放射線を浴びると健康になるとも言われてますよ」とか、馬鹿コメンテーターだか馬鹿アナウンサーだかが騒ぎたてていました。まるで70年前の戦争中のようです。実際の戦地は↓こんな状況↓なのに、政府もメディアもほんとうのことは全く伝えてくれません:
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Photos of the Day - Fukushima Dai-ichi Aerials
http://photos.oregonlive.com/photo-essay/2011/03/fukushima_dai-ichi_aerials.html
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福島第一1号から4号機の状態がクリアな写真で見えます。とくに3号機がどういう状態か…これらを一目見れば、いままで政府+東電+メディアが言ってきたことが、いかに空々しいものであったか、わかるでしょう。海側の「津波」による大きなダメージが見えないのも、不思議です。
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今日久しぶりに会った友人は、わたしのマスク姿を大笑いし、「70年代は今騒がれているよりもっと放射線を浴びてたんだから、ここら辺はなんも心配することないで」と言いました。でも、そんな友人でも、東電の無責任さには重大な問題意識を持っているようで、「原発事故だけは人災や」と断言してましたけど。なんだかこのままだと、東電と官邸との責任のなすりあいを上手く演出され、霞が関の一角でほくそ笑む魑魅魍魎(カンリョー)たちの姿が見えるような気がします。
大量に海洋投棄されている核物質によって、もしかしたらほんとうにゴジラが生まれてくるかもしれないと、わたしは思っています。この期に及んでもなお、みんなが原発問題を「他人事」としてしか考えないなら、ゴジラはきっと日本へ上陸してくるでしょう。ゴジラの力を借りなければ霞が関の魑魅魍魎をやっつけられないようなら…この国はどうなってしまうのでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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